こんにちは。本日より東洋医学研究所の
ブログを週に1日程度担当します。
通常は府中にて、月に何回か成城にて
アロマセラピーを担当しております。
中医アロマセラピストの栗田です。
プロフィールはこちら
https://www.bodybalance-labo.com/carearoma
それでは、本日からよろしくお願いいたします。
最近の施術で感じていること
アロマセラピーの際にカウンセリングを
させていただいておりますと、
ご自身の体質に合わない生活習慣をされている方
が多くいらっしゃいます。
例えば、お体に冷えを感じていらっしゃるのにキュウリやトマトといった生野菜を毎日たくさん召し上がる、一日2リットル以上水を飲みダイエットをしているのになかなか痩せない・・・といったことです。
生野菜はお体を冷やしてしまいますし、水を飲んでも痩せないのはご自身の体質にそのダイエット法が適していないから。水分代謝が悪いところに2リットル以上の水を飲み続けていたら、内臓にダメージを与えますし、もちろん、お体も冷やしてしまいます。
「改善」どころか逆に改善への足を引っ張ることになってしまいます。普段の生活で良かれと思ってなさっていることがお体にダメージを与えているかもしれません。お客様と一緒に生活習慣を見直し体質改善への最短ルートを見つけ、施術と生活習慣の見直しの両面から元気を取り戻すサポートをさせていただくことが大変重要と感じております。
中医アロマとはどんなの?
中医アロマとは、東洋の中国伝統医学と西洋のアロマセラピーを融合した新しい予防医学です。中医学の考えに基づき、漢方薬を処方する代わりに、アロマセラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)を使ってトリートメントをします。精油には薬理理論に基づいたそれぞれの薬効があります。
中医アロマでは、中医学的に体質の見立てをし、今起こっている不調へのアプローチ方法を決定し、その方法に沿って、ツボや経絡を刺激したり、芳香浴の精油をブレンドし、身体を内側と外側の両方から健康な状態に戻していきます。
たとえば頭痛がした時、まず、体の中の何が頭痛を引き起こしているのか、体全体を診てその中の関係性を考えます。不調が起こっている場所に対する、痛い、寒いなどの感覚に対して予防法を行うことで、不要な薬を飲まずに、ちょっとしたトラブルを解決できるのが中医学なのです。
中医学もアロマセラピーも植物療法であり、使用される生薬とハーブは植物の種類や性質もよく似ており、どちらも昔から家庭で伝えられたものです。100%植物の恵みを利用した予防医学としてイギリスでは民間療法の一つとして活用されています。
こんなときはこんなアロマおすすめ
感染症が気になるこの時期は殺菌作用のあるオイルをお部屋に香らせてみてはいかがですか?
ユーカリやティートリーは空気を殺菌して感染症からお体を守ってくれる作用があります。サイプレスは粘膜に働きかけてくれます。
人混みの多いところに出る時はマスクに1滴垂らしても効果的ですね。また、鼻が詰まって苦しいといった症状がある時は、熱湯を注いたマグカップにユーカリやティートリーのオイルを2、3滴垂らし、頭とマグカップがすっぽり入るようにバスタオルを被って吸入するのもオススメです。
ただし、咳が出ている時はその香りが刺激となり悪化させることがありますので注意が必要です。お子さま、妊婦さまの使用にも注意してくださいね。
ユーカリ(フトモモ科)・・・抗感染、免疫力UP、リフレッシュ効果
ティートリー(フトモモ科)・・・強力な殺菌効果、皮膚消毒、免疫力UP
サイプレス(ヒノキ科)・・・呼吸器、婦人科系疾患、デトックス効果
※精油を皮膚に塗布する際には必ずキャリアオイルで希釈して使用しましょう。ご使用に関してはいつでもお気軽にご相談ください!
自分でできるワンポイント中医学
この季節は「肺(皮膚を含む呼吸器系)」と「腎(婦人科、膀胱系)」にポイントをおいた食材をお食事に積極的に取り入れましょう(食養生)!
「肺」・・・辛味のある食材、白い食材 例えば大根など
「腎」・・・黒くてぬめりのある食材 例えば海藻類、きくらげなど
おすすめ情報
12月の中医アロマの日は、
12日、18日、24日の午前中です。
一年のお疲れ、しっかりリセットしてきましょう!
ご予約はこちらから
https://www.bodybalance-labo.com/contact
おすすめ
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