自律神経免疫療法

TBB020 自律神経のバランスが重要

おはようございます。もう10月も1週終わりに近づいております。みなさんは充実した日をお過ごしでしょうか?心身ともに元気に生活しているならとても良いことです。さて、10月になり当院では冷え性対策を患者さんに言っています。。冷えをなくすことで全身の血流をよくして自律神経のバランスを整えるように治療をしていきます。この自律神経のバランスこそが健康の鍵になります。

▼医学博士 安保先生の理論を学びます

当院では以前から東洋医学のツボを使った治療をしておりました。その中で痛みには種類がありその痛みに応じたツボを利用して全身のバランスをはかる治療をして参りました。それから、やはり心身の冷えが体調を悪化させるということがさらにわかってきました。さらに自律神経のバランスがいろいろな痛みや症状を引き起こす引き金になっていることも痛感して治療にあたってきました。

私たちの体は、自律神経の働きによって、調節が行なわれています。

日中に交感神経が働くことで活動でき、夜間は副交感神経が働くことでゆっくり休めるわけです。このバランスをくずすと、病気になるのです。 さらに、白血球の分布も、自律神経の調節下にあります。顆粒球は交感神経支配で数が増え、リンパ球は副交感神経支配で数が増えるようになっています。

このため、無理な生き方が続いた場合、交感神経刺激を介して顆粒球増多が起こります。体内に入ってきた細菌の処理という大切な役割を果たす顆粒球も、過剰になると常在菌と反応して、組織破壊の炎症を引き起こします。この流れで起こる病気が、突発性難聴、歯周病、胃炎、胃潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、痔などです。 逆に、副交感神経が優位過ぎる、のんびりし過ぎた生き方も問題です。リンパ球が増加して、アレルギー疾患にかかりやすくなるからです。

「白血球の自律神経支配」の理論を知ると、多くの病気の原因を明らかにすることができるのです。医学博士 安保徹オフィシャルサイト

安保先生はこのようにおしゃっております。現代人の多くがこの自律神経のバランスを崩して免疫力を低下させて調子を崩しているのです。安保先生は爪もみ療法なども推奨されていますし多くの本を出版されているのでご存じの方も多いかも知れませんね。

▼磁気針を使った治療も取り入れていきます

当院では磁気針も治療に取り入れます。磁気針は刺しません。細い先端でそれぞれのツボを刺激して調整していきます。以下の動画のような感じになります。

▼おすすめ

病気が治る 免疫相談室
病気が治る 免疫相談室 安保 徹

ソフトバンククリエイティブ 2011-01-29
売り上げランキング : 139035

Amazonで詳しく見る by G-Tools

TBB019 自律神経免疫療法〜つむじ療法

自律神経のバランスを整える事はとても大切で重要なことです。これは鍼灸の道に進んでから痛感していることのひとつです。交感神経と副交感神経のバランスが健康を制すと言っても過言ではありません。交感神経優位の状態が続くと、血管が収縮して血流が悪くなる(虚血)そして、増えすぎた顆粒球が放出する活性酸素で組織が破壊されます。虚血による血流障害が、高血圧、糖尿病、高脂血症、胃潰瘍などの生活習慣病を招きます。

また、リンパ球が減っているため、ガンの増殖を防げなくなる、ウイルスに感染しやすくなるといったことが起こります。

自律神経免疫療法は、この自律神経のバランスを調整する体の働きを高めるいわば免疫力をあげる治療です。体に本来備わった「自己治癒力」(自分で治す力)を高めていきます。

▼つむじ療法

最近、頭皮のツボをもっと多く使ったほうが全身の痛みや不調が早く治る可能性があるということになんとなく気づいてきたところでした。そして、頭皮に鍼を積極的に刺していました。そんなときに改めて自律神経免疫療法について調べていたらこのつむじ療法に出会い私も取り組み始めております。当院ではさらに今までの経験を踏まえて私なりのやり方も交えて施術して参ります。

▼あとがき

現代人のほとんどの不調がこの自律神経のバランスが崩れて起きていると数年前に安保先生と福田先生の著書を読んで知りました。また当時驚いたのが医師の先生が鍼灸の治療法を取り入れていることでした。もっともっとみなさんが元気で明るい健康生活を送れるように取り組んでいこうと思決意しております。

▼おすすめ

病気が治る人の 免疫の法則
病気が治る人の 免疫の法則 福田稔

WAVE出版 2007-09-14
売り上げランキング : 31931

Amazonで詳しく見る by G-Tools

TBB002 ツボへの軽い刺激が健康にいい

★TBB002 ツボへの軽い刺激が健康にいい

photo credit: Wonderlane via photopin cc

▼腰痛や肩こりを放置しておくと

腰痛や肩こりを放置しておくとあまりいいことはありません。睡眠が満足にとれなくなったり、集中力がなくなってしまいます。それだけならいいですが、意外な病気が隠れていたりすることもあるのです。

▼ツボを刺激してリラックスしよう。
ツボといえば腰痛や肩こりに効くイメージを持っているひとも多いと思いますが、ツボには身体をリラックスさせるセロトニンを分泌を促す効果もあります。現代人はストレスが多い社会で生活しておりますので、意外に多くの人が病院に行かないまでもいろいろな症状で悩んでいる人が多いです。

鍼灸院にも腰痛や肩こり以外にも・・・・・

睡眠が満足できない
頭痛
全身倦怠感
無気力感から全身疲労感

などで悩んでいるひとが多く来院されます。

▼セルフケアをしよう!
上記のような症状で悩まれている型にもぜひ鍼灸院へお気軽に来ていただきたいですが、まずはセルルケアを自分でやってみることをおすすめします。
<寝る前に・・・・・>
以下の目の周辺のツボを軽く心地いい程度指圧したりトントンたたいたりしてみてください。本当に特にルールややり方はなく単に軽く叩くだけです。

「目は心の窓」といわれます。東洋医学では、目には多くの経脈(気血が流れる主要ルート)が流入するため、目の調子が悪いと精神や身体にも影響するとされています。次のツボを刺激して、目だけでなく、心身の疲れをとりましょう。とくに目をよく使うお仕事の人は、作業の合間にこまめに行うようにしてください。

(1)睛明(せいめい):目頭の内側、鼻根のクボミにあります。
(2)風池(ふうち):後頭部、髪の生え際で、僧帽筋という筋肉の外縁にあります。
(3)客主人(きゃくしゅじん):目じりの後ろ側、頬骨弓中央の上際にあります。

参照元ツボヂカラ

▼あとがき
目の周辺には多くのツボがありますから、普段からパソコンなどの画面を見る時間が長い方にはとくにおすすめです。ぜひ自分で自分の身体をリラックスしてあげてください。セルフケアを続ける事が何よりも大切ですし自分の身体の健康状態を把握するためにも良い事です。人間の身体は興味深いです。まだまだツボの有効性は発見されていないことも多いと思います。セルフケアをする習慣をつくってもらってその日の疲れはその日のうちとれたら良いし、心地よい睡眠時間を過ごすことがストレスに負けない身体づくりにもつながると思います。

▼おすすめ! 

セロトニン欠乏脳―キレる脳・鬱の脳をきたえ直す (生活人新書)
セロトニン欠乏脳―キレる脳・鬱の脳をきたえ直す (生活人新書) 有田 秀穂

日本放送出版協会 2003-12
売り上げランキング : 154854

Amazonで詳しく見る by G-Tools