鍼灸施術により脳梗塞などによる後遺症が改善したと感じる患者さんやそのご家族の方は多くいます。脳梗塞によって生じた脳の状態や機能の回復の補助を目的に鍼灸治療を受けられる患者さんも多くいます。
鍼灸で自律神経や身体のバランスを整えることが可能です。または指圧・あん摩マッサージで血液循環をよくすることも効果的と言われています。
当院の脳梗塞などの後遺症への治療について
まずは私がメインに研究しております。朱氏頭皮鍼の動画を御覧ください。
通常の鍼灸治療はもちろんですが、私がおすすめするのは頭皮鍼と平田式熱鍼療法です。頭皮鍼は文字通り頭皮に鍼を打つのですが、一般の方は頭に鍼を刺すなんてと思う方が多いと思うのですが、一度体験していただければわかりますが、思ったほど鍼を刺した感覚はなく頭皮に鍼を刺したあと寝てしまう方も多いくらいです。
頭皮針は,約半世紀にわたる臨床実践によって,安全・無痛であり,病気の治療だけでなく,心理・リハビリ,および予防・養生など幅広く応用できる総合的な治療法であることが実証されています。
また平田式熱鍼療法とはお灸と鍼の効果を同時に得ることができます。50度から60度に熱した刺さない鍼で皮膚に直接温熱刺激を与えます。するとツボを通じて血流がよくなり赤血球が酸素を運び、白血球が疲労物質を掃除してくれます。さらに自律神経の調節が図られるので脳梗塞の後遺症にも効果があると考えております。
脳梗塞などの後遺症で麻痺が残る方。ひとりで歩けない方や麻痺が残り日常生活に支障がきたしている方などはできるだけ早くご相談ください。
おすすめ
平田式熱針刺激療法―病気はヒフに現われる | |
間中 喜雄
鍬谷書店 1982-03 |
朱氏頭皮針 | |
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朱 明清 彭 芝芸 『朱氏頭皮針』翻訳グループ
東洋学術出版社 1989-09 |