食べる順番がなにか重要なヒントがあると昔から健康業界では言われています。かく言う私も以前に研究会で聞いたことがありました。その先生は空腹でお腹が空いているときに食べ始めるには肉などのたんぱく質を食べろ。そしてその次に野菜とかを食べていけば大抵の場合は調子が良くなると言っていました。
要するに、もし食べないと食卓にずっと置いていたら腐ってしまうものから食べなさいということだとも。なるほどなーと思って聞いていたものですが、今回は低インスリンダイエットのポイントについてメモしておきます。
私の考えでは炭水化物好きと自認する人はおそらく通常の人間が一生たべる炭水化物の量なり消費量は実は神様が設定していてそれを既に超えているのだと思います。なので一度食生活をぜひ見直してみて欲しいと思います。
▼低インスリンダイエットのポイント
◇低インスリンダイエットのポイントその2
GI値の高い炭水化物を食べるときは、GI値の低い食物繊維と一緒に食べるようにすること。食物繊維とは、野菜、海藻類、キノコ類です。たとえば、うどんを食べたかったら山菜うどんを食べれば良いのです。これが低インスリンダイエットです。
食物センイはほとんどカロリーゼロでありながら腹持ちが良いため、食欲を紛らせてくれるのです。その結果、トータルの摂取カロリーが減るわけです。
“食べる順番ダイエット”では、1.食物繊維を初めに食べ、2.次にスープ類、3.次にたんぱく質、4.最後に炭水化物を食べる--と紹介されていました。
これは、GI値の低い食物繊維から食べ始め、GI値の高い炭水化物を最後に食べることによって血糖値の上昇をゆるやかにしているのです。
つまり、低インスリンダイエットにほかなりません。低インスリンダイエットは、糖尿病の治療にも有効な食事法で、減量にも有効です。
ただし、“食べる順番ダイエット”では「カロリーは全く気にせず食べてよい!」と紹介されることがあるようです。
残念ながらこの最後の言葉をうのみにしてしまうと、台なしになってしまいます。このダイエット方法は、確かに「太りにくく、やせやすい食事方法」です。しかし、カロリーを全く気にせず食べてよいなんてことは決してありません。
そもそも、そんなダイエット方法は存在しません。
低インスリンダイエットだって、カロリーを気にせず食べてしまっては全く効果はありません。
メディアの世界では、しばしばこうした過剰な表現がなされますので気をつけましょう。<食べる順番ダイエット>効果があるのか?
勉強になりますね。飲食の多くなる年末年始を控えていますから一度、食生活を見直してから忘年会シーズンをむかえるのも悪くないと思います。
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