在宅介護の現状は?メリットとデメリットは?

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在宅介護の現状は?在宅介護のメリットとデメリットは?これは訪問先の患者さんやご家族からよく聞く話です。実際に介護が始まるとゴールが見えない生活が始まります。いかに介護される本人とご家族が健やかに過ごせるかを大一番に考えて決めていって欲しい思います。介護について迷ったときはぜひ地域包括支援センターで相談することをおすすめします。

在宅介護の現状は?

慢性的な人手不足、特養(特別養護老人ホーム)入居するには順番となりすぐに入れるという訳でもありません。昨今のニュースを賑わす施設での虐待や介護殺人など。あまりよいニュースがないのが現状です。

2025年には 65歳以上の高齢者数は3,657万人となります。2042年にはピークを迎える予測では3,878万人。また、75歳以上の後期高齢者数も増加していきます。2025年に2000万人を超えます。更に75歳以上の後期高齢者は2055年には全人口に占める割合は25%を超える見込みが伝えられています。

国の調査によると老後はできるだけ在宅で必要になれば医療機関等を利用したい人数は割合は6割以上に昇ります。要介護状態になっても、自宅で在宅での介護を希望する人が4割を超えます。

在宅介護のメリットは?

在宅介護のメリットとして要介護の状態に合わせて訪問介護サービスやデイサービスなどの介護サービスを選択できます。

在宅介護のもう一つのメリットとして在宅介護なら施設入居よりも費用が安く済みます。 老人ホームなどの介護施設に入る場合は入居費用や月額料金といった毎月継続的にかかる金銭的負担が大きいです。

在宅介護でも自宅がバリアフリーなどになっていない場合も含め手すりなどの設備を新たに設置する必要はあります。このようなことを踏まえても老人ホームなどの施設に入り介護を受ける場合に比べれて大幅に費用を安く抑えることができます。

在宅介護のデメリットは?

在宅介護のデメリットは家族や身内の負担が大きくなることです。 介護はゴールが見えません。介護する期間が長期に及ぶほど心身のストレスは計り知れません。

家族ができることには時間を考えても限界があります。在宅介護の場合でもデイサービス行くことや訪問介護のヘルパーを入れること積極的に行う必要があります。 介護は仕事ではありません。また介護に休みもありません。在宅介護をする場合は介護者が家にいる限り家族や身内が介護をし続けるという現実があります。

さらに介護業界の人手不足の問題もあり利用したい介護サービスを必要な時にサービスを希望どおり受けられないということも現場では実際に発生しています。

まとめ

2015年から訪問による鍼灸マッサージのチームをスタートさせてから地域で少しずつ知っていただけるようになったため訪問の件数が上がってきています。しかしながらほとんどが11時から15時までの間のサービス提供を希望されていることもあり、ご希望通りにサービス提供をできなくなって来ております。鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の皆様もぜひ訪問による施術サービスを検討してほしいです。必要とされています。

在宅介護の現場でよりよい生活を送れるように鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師ができることがあります。

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