当院は以前から身体を温めることを重要視しております。身体を温めることでHSP(ヒートショックプロテイン)を体内で増加させて身体の不調や病を解消すること実践しております。そこで今回は頭寒足熱というちょっと聞いたことがあるかもしれない東洋医学について触れてみたいと思います。
▼頭寒足熱
頭部を冷たく冷やし、足部を暖かくすること。また、その状態。▽「頭寒」は頭部を冷やすこと。「足熱」は足を暖める意。このようにすると健康によいとされる。頭寒足熱
ほとんどの病気や体調不良は、「頭熱足寒」の状態が続くことが原因だと言っても過言ではありません。東洋医学では「冷えのぼせ」の状態を頭熱足寒といいます。上半身、頭部がうっ血して紅潮し、のぼせ感があるのに対して下半身は虚血の状態で冷たく、とくに足や足の指が冷たい状態です。
冷えを一番感じるのは足の小指です。触れて温かい場合は「頭寒足熱」状態にあると考えられます。触ってみて「冷たい」場合、「頭熱足寒」であるといえます。
「頭寒足熱」は病気の予防と改善に重要。血液の循環を改善して体を温めることが必須です。もちろん、お風呂や湯たんぽなどで外部から熱を与えることも効果的です。
▼自宅でできる頭寒足熱
1,シャワーでなくてお風呂に入りましょう!
2,下半身をしっかりと温めましょう!
3.適度な運動をしましょう!
4.ふくらはぎをマッサージしましょう!
5.足の裏を刺激しよう!
6.お腹をあたためよう!
7.食べ過ぎず、よく噛みましょう!
これらをしっかりと守るだけでも、冷え性を改善して頭寒足熱を実践できます。頭寒足熱を実践できれば万病の対策にもなります。日頃から下半身をよく温めることが、この秋から冬を乗り切るための第一歩になります。ぜひ実践してみてください。
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田中 美津
マガジンハウス 2008-12-05 |