TBB015 くらっとする「めまい」

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めまい。ふらふら、ぐるぐる。若い人でも一回くらいは経験したことがあるかも知れません。鍼灸院にはめまいの症状が慢性化していて病院でお薬をいただいていてもなかなか改善できないような人も鍼灸などのツボ療法に活路をもとめ来院される方もいます。

ゲリラ豪雨などもあり気圧の変化が激しかった今年の夏。梅雨の時期から「めまい」を訴えている人が多くいました。ひどい場合は起き上がれないほど強いめまいを感じたり吐き気や頭痛を伴う場合もあり、日常生活に大きく影響を及ぼしています。

めまいの症状が出やすいのが更年期前後の女性です。2010年に厚生労働省が行った調査では、40代女性の3人に1人は、めまいの症状を自覚しているという結果が出ています。

「いつものことだから」
「どうせ治らないから」
「更年期の症状だから」

と自己判断して治療をしないまま、悩まされている人も少なくありません。めまいの正体と原因を見極めれば、多くの場合症状の緩和や治療効果に期待できますのでまずは自分のめまいのタイプを判別していきましょう。

▼くらっとするめまい

急に立ち上がった時や長時間立ち続けていると、一瞬目の前が真っ暗になる「クラッとめまい」。意識が薄れることで体のバランスを崩し、「クラッ」としてしまいます。

その正体は「起立性低血圧」という症状。寝ている状態から立ち上がった時、血圧が20以上下がってしまうことで立ちくらみをおこしているのです。
あさドク めまいをなくせ!

上記のようなめまいを起こす人は女性が多い感じがします。血圧下がってしまう立ちくらみを起こしてしまうのはやはり自律神経のバランスが崩れていますし、血流が悪い、冷え性がある、低体温であるということが多いです。

・朝、起きる時
急に立ち上がらず、ゆっくり時間をかけて起き上がる。水を一杯飲んでから起き上がるのもよい。

・長時間立っている時
むくみ予防の、脚を適度にしめつけるソックスをはく。(※ただし血圧が高い人は医師に相談のうえ使用してください。)
立ち仕事の最中は時々足首を動かす。http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/06/04/01.html

朝起きるときもできるだけ、えいやっと飛び起きるのではなく布団のなかで軽くもがきながら運動をしてから起き上がるようにいたしましょう。これもゆっくりと身体を目覚めさせるのに有効です。めまいのない1日にスタートの習慣にいたしましょう。

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