世の中は我々の生活に関係している政治が混沌としています。民主は野田さんのままですが、自民党は安倍さんに党首が変わりました。これからの日本を切磋琢磨して良い方向へ導いてほしいものです。さて、今日は政治の話ではく、あくまで健康問題です。

安倍さんも首相を辞任する一つの理由が体調不良。安倍さん当時わずらっていたのが、機能性胃腸障害です。その中でもストレス社会を背景に増え続ける「過敏性腸症候群」と呼ばれる病気でした。過敏性腸症候群は下痢が続くなどの症状が日常生活に支障をきたします。単なる下痢だと思わずあまりにも頻繁に下痢をしてしまう方で日常からストレスを多く抱えている人は要注意です。

▼ストレスが大敵!過敏性腸症候群 生活習慣変えて快腸


画像元ストレスが大敵!過敏性腸症候群 生活習慣変えて快腸

電車の中でおなかが痛くなり、慌てて途中下車してトイレに駆け込んだ経験は誰しもあるはず。それが度々続いたら…。

消化器疾患に詳しい元東京慈恵会医科大学医学部内科学講座助教授の、鳥居内科クリニック(東京・成城)鳥居明院長は、「『過敏性腸症候群』は、大腸や小腸に、がんや潰瘍(かいよう)といった疾患がないにもかかわらず、腹痛や腹部の不快感があり、下痢や便秘を慢性的に繰り返す病気」と説明する。女性には便秘型が、男性には下痢型が多い。「下痢を起こすのが怖くて各駅停車にしか乗れないという人も少なくない」という。

放置していても、命にかかわることはないが、「通勤電車や会議中などに症状がでたらどうしようと強い不安が仕事に悪影響を及ぼす」(同院長)。

なんと、受診中の患者の約43%が、下痢症状が原因で欠勤したことがあるという。さらに、「症状への不安感や不快感がストレスになり、抑うつ症状になる。その結果、症状が悪化するという悪循環が起こる」。パニック症候群などを併発することもあるから、たかが下痢と侮れない。

「過敏性腸症候群」の一番の原因はストレス。「脳と腸は非常に密接な関係がある。脳がストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れ、腸の運動機能に異常をきたす」と鳥居院長。腸の動きが過剰になってけいれんしたり、腸の感覚が過敏になってわずかな刺激に反応し、腹痛や便通異常が起こるのだ。

この病気にかかりやすいのは、「ストレスを受けやすく、完璧を目指す人。きちんとしないと気がすまない人」と同院長。過労や睡眠不足、不規則な食生活、運動不足なども影響する。

治療には、「ロペミン」などの強力な下痢止めの処方薬を使うのが基本。精神的な影響が強いため、薬を持ち歩いているだけで安心して、下痢をしなくなった人も少なくない。また、ポリカルボフィルカルシウムという薬で、4~8週間かけて、便の水分量を調節。さらに、「ストレスに対応できるよう、認知行動療法や自律神経訓練法なども行います」(同院長)。

自分でできる対策は、別表の通り。鳥居院長のおすすめは、「ゆっくり鼻で息を吸い、ゆっくり口から吐く、腹式呼吸による自律神経の訓練」だ。へそを膨らませて息をするのがコツで、「トイレが近くにない時に、腹式呼吸をしてみてください。痛みもとれ、症状が緩和されます」。

市販の下痢止めは、「他の重大な病気が隠れていることがあるので、あくまで緊急避難用」(同院長)。気になる症状があったら、がまんせず、専門医の治療を受けることが大切だ。ストレスが大敵!過敏性腸症候群 生活習慣変えて快腸

▼あとがき

過敏性腸症候群なども冷え性や低体温が原因のひとつです。お腹を温めることはとても大切です。腹巻きを巻いたりすることも良いでしょうし、帰宅後にお風呂に入ってよく温めたり、寝る前に湯たんぽを使ってお腹を温めることもとても良いです。ぜひ実践してみてください。あとは病院での診察も忘れずに。腰痛肩こりもあるようでしたら鍼灸院もお力になれますよ。

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