自律神経

TBB021 自律神経バランスチェック

自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。この二つが無意識のうちにバランスよく切り替わることで、私たちは、身体面での異常を感じずにカラダの健康的な環境を維持できるわけです。

しかし体質的な問題や、生活習慣の乱れ、精神的ストレスなどが影響して、自律神経のバランスを崩してしまうことになります。

▼自律神経バランスチェック

□ 肩こり、頭痛、めまい、腰痛、関節が不安定な感じがする。
□ 倦怠感がある。身体に力が入らないように感じることもある。
□ まぶたが重く感じ、目が開けにくい。目の疲労が強い。
□ 息苦しく、口の中がカラカラに渇く。
□ 耳鳴りがする。耳が詰まったように感じる。
□ 喉が詰まるような感覚がある。飲み込むときに異物感がある。
□ 動悸や胸の圧迫感。
□ 急にのぼせてしまうことがある。
□ 暑くなくても汗が出る、逆に暑くても汗が出ない。
□ 無気力、イライラ、不安感などの精神的に不安定になっている。
□ 胃がムカムカする。胃がパンパンに張っている感じがする。
□ 便秘・下痢など腸が不調。
□ 大量に水分を摂っていないのに、すぐにトイレへ行きたくなる。
□ 手足がしびれたり、ムズムズしたりと、異常な感覚がある。

3つ以上チェックが入る方は要注意です。ぜひ一度ご相談ください。

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TBB020 自律神経のバランスが重要

おはようございます。もう10月も1週終わりに近づいております。みなさんは充実した日をお過ごしでしょうか?心身ともに元気に生活しているならとても良いことです。さて、10月になり当院では冷え性対策を患者さんに言っています。。冷えをなくすことで全身の血流をよくして自律神経のバランスを整えるように治療をしていきます。この自律神経のバランスこそが健康の鍵になります。

▼医学博士 安保先生の理論を学びます

当院では以前から東洋医学のツボを使った治療をしておりました。その中で痛みには種類がありその痛みに応じたツボを利用して全身のバランスをはかる治療をして参りました。それから、やはり心身の冷えが体調を悪化させるということがさらにわかってきました。さらに自律神経のバランスがいろいろな痛みや症状を引き起こす引き金になっていることも痛感して治療にあたってきました。

私たちの体は、自律神経の働きによって、調節が行なわれています。

日中に交感神経が働くことで活動でき、夜間は副交感神経が働くことでゆっくり休めるわけです。このバランスをくずすと、病気になるのです。 さらに、白血球の分布も、自律神経の調節下にあります。顆粒球は交感神経支配で数が増え、リンパ球は副交感神経支配で数が増えるようになっています。

このため、無理な生き方が続いた場合、交感神経刺激を介して顆粒球増多が起こります。体内に入ってきた細菌の処理という大切な役割を果たす顆粒球も、過剰になると常在菌と反応して、組織破壊の炎症を引き起こします。この流れで起こる病気が、突発性難聴、歯周病、胃炎、胃潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、痔などです。 逆に、副交感神経が優位過ぎる、のんびりし過ぎた生き方も問題です。リンパ球が増加して、アレルギー疾患にかかりやすくなるからです。

「白血球の自律神経支配」の理論を知ると、多くの病気の原因を明らかにすることができるのです。医学博士 安保徹オフィシャルサイト

安保先生はこのようにおしゃっております。現代人の多くがこの自律神経のバランスを崩して免疫力を低下させて調子を崩しているのです。安保先生は爪もみ療法なども推奨されていますし多くの本を出版されているのでご存じの方も多いかも知れませんね。

▼磁気針を使った治療も取り入れていきます

当院では磁気針も治療に取り入れます。磁気針は刺しません。細い先端でそれぞれのツボを刺激して調整していきます。以下の動画のような感じになります。

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HWN039 朝の起き方が健康を制す

朝というとぐずぐずしてすぐに起きれない人とすぱっと起きれる人に分かれると思います。なんとなくすぱっと起きれる方が断然いいと思いがちですがそうでもなさそうです。

▼がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣

朝目覚めたとき、がばっといきなり起き上がる人がいますが、危険です。睡眠中の体は交感神経と副交感神経が逆転し、交感神経が下がっています。いきなり起きると交感神経が急に上がり、それに伴い血圧も上がって心臓や脳などに余計な負担がかかってしまう。

 これを防ぐには、布団の中で足や手をこすりあわせたり、たたいたりすればいいのです。その刺激が交感神経をゆっくり目覚めさせます。がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣

このように医師の周東(しゅうとう)寛先生はおしゃっております。自分の事は棚に上げて、子供たちが朝の起床時に布団の中でぐずぐずしているのを見ると「早く起きなさい!」なんて言っていたものですが、これも徐々に身体を刺激して、ゆっくりと目覚めている証拠だと思えば納得がいきます。

といっても、家を出る時間は決まっていますのでいつまでももぞもぞしていられないので、やはり少し早めに目覚まし時計を設定してしっかりと”もぞもぞ”しながら起き上がるのが良いみたいですね。

▼特に年配の方はご注意を

ご老人の方で朝起きてトイレで倒れているのを家族のものが気づかないで手遅れになるケースがよくあると聞きます。トイレのためによる起きるときもがばっと起き上がるのでなく布団の中で足や手をこすりあわせたり、たたいたりして起き上がるようにしてみましょう。

起きているときに足指や足裏をよくマッサージすれば、いつまでも歩ける体づくりに役立ちます。膝より下はどうしても血液の循環が悪くなるので、マッサージは重要です。いかに血管を上手にコントロールできるか。それが寿命にも大きく影響します。がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣

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AUP004 うつは温めて治す!


photo credit: sabeth718 via photo pin cc

うつの症状は心身に出ます。鍼灸師として身体面のアプローチを少しお話いたします。うつの場合はに身体に出る症状を放置しておくと元の健康な心身に戻るのに相当の労力と時間を要すことになります。うつ症状でお悩みの方はセルフケアを怠らないようにし心がけてください。鍼灸院でうつの身体症状についての治療について述べていきます。

▼身体を温めて睡眠を充実させる
うつ症状で悩んでいる方の身体症状の一つとして朝早く目がさめる(早朝覚醒)、途中で目がさめる(中途覚醒)、寝つけない(入眠困難)、眠りが浅いなどの「睡眠障害」があげられます。

病院でのお薬のお力を借りるのも一つの手ですが、ご自身でできることとが3つあります。

1,寝る2時間前にお風呂に入り体温を平熱より1度以上上げるHSP入浴方法で入浴をする。

2,朝早く起きて(5時前後)朝陽を浴びてセロトニンの分泌を促す。すると夜になると睡眠を促すメラトニンが分泌されます。

3,床に入り、3秒かけて息を吸い、3秒かけて息を吐くことをゆっくりと続ける。10分弱も呼吸をしていると眠くなってきてます。

▼身体を温めて疲労感を解消する
うつで悩んでいる人は疲れがとれない、疲労感が続く、体がだるいなどの症状で悩んでいる人も多いです。この場合は特に体温を下がっている場合は温灸を用いた温熱療法で改善する場合があります。さらに食欲や性欲が低下する、体重減少がある場合にも体温を上げるように軽めのウオーキングをしたり温を平熱より1度以上上げるHSP入浴方法で入浴が効果的です。

▼身体を温めて頭痛を解消する
頭痛、腰痛、頭重感、肩こり、首の痛みめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどを訴えるうつ症状の方も多くいます。これらについては、鍼灸と温熱療法で症状が軽くなる場合もあります。さらに経絡経穴、いわゆるツボの力で心身のバランス、自律神経のバランスを整えます。

▼身体を温めて循環器を活性化させる
息苦しい、胸が圧迫される、声が出にくい、胸が苦しい、動悸、息切れ(循環器症状)などを活性化させます。これも鍼灸と温熱療法で改善できることが多いです。さらには手足がしびれる、力が入らないとか、吐き気、腹痛、便秘(消化器症状)などの場合も低体温と冷え性が影響していることが多いので鍼灸と温熱療法で体温を上げ、血流を良くして改善を促します。

▼まとめ
上記のように、うつ状態で身体に出ている症状をまずは改善を促すことでうつの心理面も回復することが多くあります。このことから、当院ではカウンセリングも併用して受けれる環境を整えております。心身のバランス、心身両面からのアプローチがうつ状態から健康な心身への第一歩だと思っています。

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TBB002 ツボへの軽い刺激が健康にいい

★TBB002 ツボへの軽い刺激が健康にいい

photo credit: Wonderlane via photopin cc

▼腰痛や肩こりを放置しておくと

腰痛や肩こりを放置しておくとあまりいいことはありません。睡眠が満足にとれなくなったり、集中力がなくなってしまいます。それだけならいいですが、意外な病気が隠れていたりすることもあるのです。

▼ツボを刺激してリラックスしよう。
ツボといえば腰痛や肩こりに効くイメージを持っているひとも多いと思いますが、ツボには身体をリラックスさせるセロトニンを分泌を促す効果もあります。現代人はストレスが多い社会で生活しておりますので、意外に多くの人が病院に行かないまでもいろいろな症状で悩んでいる人が多いです。

鍼灸院にも腰痛や肩こり以外にも・・・・・

睡眠が満足できない
頭痛
全身倦怠感
無気力感から全身疲労感

などで悩んでいるひとが多く来院されます。

▼セルフケアをしよう!
上記のような症状で悩まれている型にもぜひ鍼灸院へお気軽に来ていただきたいですが、まずはセルルケアを自分でやってみることをおすすめします。
<寝る前に・・・・・>
以下の目の周辺のツボを軽く心地いい程度指圧したりトントンたたいたりしてみてください。本当に特にルールややり方はなく単に軽く叩くだけです。

「目は心の窓」といわれます。東洋医学では、目には多くの経脈(気血が流れる主要ルート)が流入するため、目の調子が悪いと精神や身体にも影響するとされています。次のツボを刺激して、目だけでなく、心身の疲れをとりましょう。とくに目をよく使うお仕事の人は、作業の合間にこまめに行うようにしてください。

(1)睛明(せいめい):目頭の内側、鼻根のクボミにあります。
(2)風池(ふうち):後頭部、髪の生え際で、僧帽筋という筋肉の外縁にあります。
(3)客主人(きゃくしゅじん):目じりの後ろ側、頬骨弓中央の上際にあります。

参照元ツボヂカラ

▼あとがき
目の周辺には多くのツボがありますから、普段からパソコンなどの画面を見る時間が長い方にはとくにおすすめです。ぜひ自分で自分の身体をリラックスしてあげてください。セルフケアを続ける事が何よりも大切ですし自分の身体の健康状態を把握するためにも良い事です。人間の身体は興味深いです。まだまだツボの有効性は発見されていないことも多いと思います。セルフケアをする習慣をつくってもらってその日の疲れはその日のうちとれたら良いし、心地よい睡眠時間を過ごすことがストレスに負けない身体づくりにもつながると思います。

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