土日で地域のお祭りのパトロールをしてきました。私はつい先日から祖師谷小学校の親父の会に入り、何か行事があるときに協力することにしました。今日はそのお祭りのパトロールした場所、祖師谷 神明社についてと氏神様について調べてメモしておきます。

私は午後の7時50分に集合してやく1時間ほど見回りをしたのですが、土曜日は大雨にみまわれ集合後すぐに退散。昨日の日曜日だけパトロールをいたしました。人でも土曜日の夜と日曜日の午前中は雨だったこともあり人では例年に比べて少なかった模様ですが、やはり境内の出店などの盛況をみているととても賑わしいお祭りでした。また来年かと思うと時の早さが身に染みいるのと次は年末年始かと思うと身が引き締まりました。

▼祖師谷 神明社の由緒

口碑によると、正平年間(1346-69年)に、新田義興・義宗等が、足利尊氏を討つべく、義憤の兵を興し、各所で戦い、追ううちに、当地に小祠があるのを見る。そこで、ご祭神を聞いたところ、天照大神と知り、戦勝を祈願し、甲冑一具を献じ、兵を励まして出発したという。その後、村民が崇敬し、当時の甲冑は形を失すものの、年を重ねるごとに繁栄していったとされる。明冶43年には、熊野神社を合祀し、昭和23年には、祖霊社を建立し、昭和38年に、神楽殿・社務所を建築し現在に至る。祖師谷神明社

Googleで神明社と調べると横浜の神明社がトップに出て来ました。やはりいろいろなつながりがありいまこの祖師谷神明社は存在しているのですね。歴史は深いです。祖師谷神明社の総本社は伊勢神宮内宮/皇大神宮だそうです。ますます伊勢神宮へ行ってみたくなりましたし、今回パトロールもしたお祭りの神明社にも親しみがなんとなくわいてきました。

当院の所在地は祖師谷なので氏神さまでもあります。住まいは砧なので家族のご加護は砧の氏神様である三峯神社参拝にウオーキング途中で行くようにしておりますが、神明社にも定期的に参拝したいと思いました。

▼そういえば氏神さまとは?

そういえば氏神さまとはどんな存在か知らない方も多いと思いますのでここにメモしておきます。私も開業してから多くの人から氏神様への参拝についてはアドバイスをいただきましたのでぜひ機会があればお住まいの所在地の氏神様を調べて参拝するのも良いかも知れません。

大きな神社へお参りするのも良いことですが、まずは日常生活を送っている地域の氏神様への参拝もすることでよりよい参拝ができるのではないかなと思っています。

氏神(うじがみ)は、日本において、同じ地域(集落)に住む人々が共同で祀る神道の神のこと。同じ氏神の周辺に住み、その神を信仰する者同士を氏子(うじこ)という。現在では、鎮守(ちんじゅ)ともほぼ同じ意味で扱われることが多い。氏神を祀る神社のことを氏社という。
本稿では、氏神・鎮守・産土神・氏子などについて記述する。

元々の氏神は、「氏」の神と書くように、その地域の豪族である古代の氏族組織であるウヂが祖神または守護神として祀っていた神のことであった。
その後、平安時代以降は、血縁関係にある一族だけでなく、その氏族とともに生活を営んでいる者をも含めて「氏子」と称するようになった。これは中世初期に日本の地域社会で庶民の間でも古代のウヂに仮託したウヂ組織が形成されたことと関係がある。
中世以降、氏神の周辺に住み、その氏神の祭礼に参加する者全体を「氏子」と称するようになり、氏神は鎮守や産土神と区別されなくなった。同じ氏神を祭る人々を「氏子中」、「氏子同」といい、その代表者である氏子総代を中心に神事や祭事が担われている。氏神を祀る神社の周辺には住んでいないが、その神を信仰している者のことを「崇敬者(すうけいしゃ)」といい、氏子と併せて「氏子崇敬者」と総称する。
氏族と氏神の代表的な例を挙げると、藤原氏は祖神の天児屋根命を含めた春日神(春日大社)を氏神としており、祖神に基づいた古い形式に分類される。橘氏の梅宮大社もこれに準ずる。中世以降、鎮守や産土神との区別が無くなってからの例としては、源氏の八幡神(八幡宮)、平氏の厳島明神(厳島神社)などが挙げられる。別格として皇室の祖神を祭った伊勢神宮は、近世までは皇室のみの氏神であったが、今日では日本人全員の総氏神と位置付けられている。氏神

こうやって調べてみるともっともっと歴史が知りたくなってきますね。参拝も勉強になります。出店のたこ焼きも美味しかった!

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