妊娠

SRT001 不妊症の原因は冷え


photo credit: The Jordan Collective via photopin cc

鍼灸院では不妊症の方のサポートも行っております。特に鍼灸院で不妊症の方のお力になれる場合で多いパターンは冷え性と低体温が確認できる場合です。

▼冷え性チェック

下記の項目に2つ以上チェックがはいる場合には冷え性であり低体温でもある可能性があります。

□手足がほてっていてもお腹が冷たい
□顔や鼻の頭が赤い
□はぐきの色が濃い・唇が紫っぽい
□目の下にクマができる
□手のひらが赤い
□生理不順・不正出血 

鍼灸や当院の温熱療法で疲れやすい、肩こり・頭痛・腰痛がある、肌荒れ、生理痛、生理不順、便秘がち、やる気が出ない、気分にムラがあるなど、このような症状を訴える方の症状を改善いたします。このような症状が改善できれば不妊症を克服できる確率がぐんとあがります。

▼下半身の血液循環を良くしましょう。

血液循環が悪いと不妊に限らず全体的に調子が下降気味になります。血液には心身のエネルギーのもととなる栄養素や酵素、からだのバランスを整えるホルモンなどが含まれているからです。

血液がうまくからだの全体に行き渡らなければ、卵巣機能、黄体機能の低下を招くことになり不妊症の原因ともなってしまいます。

血液の循環がよくなると、卵巣への血流が増え、卵巣もホルモンの刺激に対応できるようになるので妊娠しやすい体質になるのです。

身体を温めれば、子宝に恵まれる妊娠する確率がぐんと上がりますから不妊症で悩んでいる方は冷えているという自覚がなくても、日頃から体温や手足の冷えを確認チェックして低体温にならないように注意しましょう。冷え性・低体温は身体機能が低下する場合もありますので不妊症に限らず女性には要注意して欲しい健康チェックになります。

▼体温をはかりましょう

 
体温は人間の健康や生命にとっても重要。体温が0.5度下がるだけでこんな症状があらわれます。

 36.5度 健康で、免疫力旺盛
 36.0度 ふるえることによって熱生産を増加させようとする
 35.5度 この状態が続くと、排泄機能低下・自律神経失調症・アレルギー症状があらわれる
 35.0度 がん細胞がもっとも増殖する温度
 34.0度 水におぼれた人を救出後、生命の回復ができるか、ぎりぎりの体温

         参考文献:「体を温める」と病気は必ず治る(石原結實 著)

あなたの体温は何度ですか?

▼あとがき

不妊症で悩んでいる人はぜひ体温をチェックしてみてください。毎朝起きたら同じ時間に計測してみてください。女性ならば妊娠したい人に限らずチェックしてみてください。体調管理にもつながりますので。

▼おすすめ

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HWN043 世界初の母子間子宮移植=スウェーデン

こうやって赤ん坊をみていると癒やされますね。本当にかわいい。睡魔に襲われながらも起きていようとがんばっています。

少子化が叫ばれているなかで以下のような不妊で悩むご夫婦への医療技術の進歩はとても素晴らしいと思います。病気で子宝を授かりようにも授かれない環境にあることはとても悲しいことです。もっともっと医療が進歩して病気を克服できるようになってもらいたいです。

▼世界初の母子間子宮移植=スウェーデン

【ストックホルムAFP=時事】スウェーデンのイエーテボリ大学は18日、世界初となる母親から娘への子宮移植手術2件を実施したと発表した。移植を受けたのは30代の女性2人で、手術は週末に行われ、問題なく終了した。
 同大によると、女性の1人は過去に子宮頸(けい)がんを患って子宮を摘出。もう1人は先天的に子宮がなかった。子宮を提供したそれぞれの母親は健康で、数日後に退院する予定という。(2012/09/18-23:27)世界初の母子間子宮移植=スウェーデン

男としてはなんとなく違和感を感じる部分もあります。子供は授かり物ですからね。でも、お子様が欲しいと願ってやまないご夫婦には朗報だととも思います。

まずは鍼灸師として医療の現場の端くれとして、自然分娩できるような女性の健康を応援していきたいです。