卵子

SRT003 卵子の凍結保存を容認する指針案

日本生殖医学会は、将来の妊娠に備えて、健康な独身女性の卵子の凍結保存を容認する指針案を公表した。晩婚化が進み、高齢出産が増えたことを踏まえた対応だ。出産時期を個人の事情で選択できる一方、高齢出産を助長しかねないとの意見もある。産経ニュース

卵子の凍結保存を容認する指針案が公表されました。これはとても難しい問題です。私は少しだけ不妊で悩む人を見る機会が多かったので、最初は素晴らしいことだと思いました。しかし、テレビで卵子の凍結保存を希望されている女性の意見を聞いた際にちょっと不安になりました。

前提として、
・女性の働く自由はもちろん認めています。
・女性が希望されるのであれば産後も多いに働いていただきたい。
・産前も胎児に影響がない程度は動いていいし、働いてもOK

と私は思っています。

しかし、本当にこれでいいのかと思い出しました。安易に高齢出産を助長するのではないかということや母性や母親の役割、父親の役割をもう少し夫婦で見直してさらに社会が適応できる環境を早急に整える必要があると感じました。

ツボ
人間として生き方、生き様はいろいろとあるし、やりたいことをやり遂げることはとても大切だと思います。しかし、子作りは何歳でもできるわけでもありません。ここが一番難しいです。人生は一度しかありませんから。社会全体で考えていく問題です。答えが絶対に一つである!という問題ではないですから時間をかけて時代や環境に合わせた答えをみつける必要がありそうです。

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HWN089 卵子の高齢化


photo credit: bisbiglio [in arte “sbibbì”] via photopin cc
卵子の高齢化。これは30歳を過ぎてから妊娠する女性にはとても深刻な問題の一つになってきています。今の女性は見た目年齢はとても若々しくなってきていますが、身体はみかけ以上に老化している場合があります。これから妊娠を出産を希望している女性には知っておいて欲しいニュースです。

▼DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

女性の妊娠が30代後半から次第に難しくなる背景には、卵子のもとの細胞でDNAの二本鎖が損傷した場合に修復する遺伝子群の働きが低下する現象があることが分かった。米ニューヨーク医科大などの研究チームが13日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。先進国では高齢出産が増えており、研究成果は不妊治療技術の向上に役立つと期待される。

 細胞ではDNAを傷つける活性酸素などが日常的に発生し、修復する遺伝子が働いている。研究チームが24~41歳の不妊治療中の女性に協力を求めて調べた結果、「BRCA1」と呼ばれる主要な修復遺伝子の働きが長期的になだらかに低下する一方、別の3種類の修復遺伝子の働きは36歳以降に急低下することが分かった。

 女性は生まれた時、卵巣には卵子のもとの細胞が約100万個あるが、思春期以降に成熟して排卵に至るのは500個程度。DNAが傷つき、損傷を修復できない場合は細胞が自然に死ぬ仕組みがあるが、修復が不完全なまま卵子になると、正常に受精、妊娠に至る確率が下がると考えられる。引用元DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

▼あとがき

卵子の高齢化についても身体を温める。下半身を温めることはとても有効です。この記事には書いてはいませんが、卵子の高齢化による影響がでる人のほとんどが冷え性・低体温です。まずは冷え性と低体温を解消することがとても重要な第一歩です。

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HWN079 産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~


photo credit: josemanuelerre via photopin cc

最近は産みたいのに生めない悩みをもっている女性たちが増えていると聞きます。少子化を叫ばれてから時間がばかりが過ぎていくなかで本当に何が一番少子化に効果があるのか、また母子ともに健康な状態で子孫繁栄にするにはどうしたらいいのか。これはなかなか答えが見つからないというのが現状ではないでしょうか。

▼知られていない 卵子の老化

卵子は胎児のときに最も数が多くって、そして50歳でゼロになるまで、どんどん減少していくんですね。

減少するだけではなくて、染色体という遺伝のもとになっているところの、過不足が年齢とともに増加してきます。

それによって、妊娠が成立しない、妊娠能力がどんどんなくなっていくということが起こりえます。

同じような原因で、染色体の異常によって、流産も、それから着床障害、そして受精の障害も起こってきます。

(卵子の老化が不妊の大きな要因になっていることを)社会が知らないんだと思います。
まず日本では、生殖に関する教育を全くしてこなかった。

高校の教科書にも、なかなかそういった不妊症ということばが出てこない、家族計画ということばは出てきますけれども。

それから一般の人たちは通常、メディアを通じてそういった不妊の知識などを得ているんですけれど、芸能人の方々、例えば45歳で出産するというニュースが流れると、自分も45歳で出産できるというふうに誤解をされる方が多いと思います。

避妊ですとか、性感染症のところが中心的になっている、そういう教育がされてきた結果かなと思います。引用元:クローズアップ現代

確かにこのような身体のことについて知られていないことが多いです。最近ではそれこそ昔の年齢では考えられないような女性も増えてきておりますから、外見が若いからすべてが若いと錯覚してしまいます。しかし現実には卵子が老化していて着床できないという現象が起きているんです。

▼身体的な問題以外にも問題がある

男女は平等だと思いますし、どんどん社会進出してもらいたいと思ってはいます。しかし、そうなってくると子供と産むことと仕事との選択で悩んでいる女性も多いと思います。そうなると本当に何が良い選択なのか。わからなくなってしまいますよね。働きたい、でも子供も欲しい。だけど現実的には経済的な状況も踏まえて仕事を選択する場合もあるでしょうし。さて、この問題をどうやって我々現代人は解決していくか。女性の社会進出と子供を産みたい女性へのサポート。産みたいときに産めるサポート体制を社会で作り上げていく。両立する鍵は我々のような鍼灸師がもっともっとサポートできるのではないかと思っています。女性の健康とワークライフバランスについて病院などでのお薬を使ったりの最先端医療と東洋医学の良いところ取りをしてぜひ実現しましょう。

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HWN020 不妊原因「卵子の老化」が約半数 


photo credit: Sergiu Bacioiu via photo pin cc

不妊で悩むご夫婦の方が多くいます。不妊治療を鍼灸院でやっているのは温灸に温熱療法と鍼による施術です。生殖機能のある下半身は特に冷えやすく、体温が下がると卵管も収縮させてしまいます。そして子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症などの原因にも繋がってしまいます。

▼卵子の老化

医療機関に対して、不妊の原因について聞いたところ、女性では、30代半ばを過ぎると卵子の質が低下して妊娠しづらくなる「卵子の老化」に原因がある患者の割合は、平均で47%と半数近くに上ることが分かりました。
また、初診患者の平均年齢を35歳以上と答えた医療機関は77%に上りました。
10年前は20%にとどまっていたことから、卵子の老化によって妊娠が難しくなってから治療に駆け込む人が相次いでいる実態が、初めて明らかになりました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120623/t10013059751000.html “>

卵子が老化することがあまり知られていないようですね。高齢になっても治療を受ければ十分に妊娠は可能という誤解を生んでいる可能性があります。

徹底した生活習慣の改善と温熱療法で良質な「卵子」の確保が実現可能です。「卵子の老化」を促 進させる生活習慣(ストレス、不眠、偏食、運動不足)が卵子の質の低下に大きな影響を及ぼしているのでしっかりと対処すれば老化を遅らせることは可能だと思います。

▼東洋医学に基づき健康年齢を考える

東洋医学の教科書ともいえる文献『黄帝内経(こうていだいけい)』には、「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述があります。

黄帝内経は人間の生理的変化では女性は49歳で閉経を迎える書いてあります。現代の女性の一般的な閉経年齢も50歳前後でほぼ一緒です。女性の体が28歳、男性が32歳でピークを迎えるという考え方も現代の医学的な認識とほぼ同じで、医学が日進月歩している現代においても、二千年前の体の変化とさほど大きな変化はないわけです。

節目年齢による健康をぜひ考えて欲しいです。

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ぜひ一度ご連絡ください。
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