冷え

UP015 肩こりとうつ

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肩こりがある人はいろいろなストレスを抱えております。さらになんだかやる気がでない、気分がすぐれない、などの症状も出ています。これらについては身体症状が消えることで気分もすっきりしてうつ症状も楽になることが多いです。もちろん、すべてではありません。

▼肩こりとうつ症状
ストレスがたまってくると、気分がすぐれなくなります。その時に体温が下がり筋肉が固くなると肩こりを感じます。この段階で治療を受ける機会があればかなり早く症状が回復して元通りになると思います。うつ症状も軽くなります。しかしながら、うつ症状については根本のストレスにアプローチできなければすぐに症状が出てきますので、カウンセリングなどを併用することをおすすめしています。

▼肩こりの原因はいったい何か?
今日のテーマでもありますが、ストレスなどもあります。さらには内臓の病気が影響している場合もあります。また冷え性や疲労、歯の不調、頸椎の異常、姿勢、運動不足、眼精疲労、更年期など様々です。たかが肩こりされど肩こり。慢性化している人でまだ何も治療などしていない人はぜひ早めに治療をしてくださいね。貼る湿布のようなものだけではだめですよ

▼ではどうしたら肩こりと気分はすっきりするか?
まずはぜひお風呂に入ってください。これがとても大切なことになります。身体を温めて血流を良くしてください。それだけでも身体の調子は良くなります。ぜひお試しください。ONR003 身体を温めると健康なる。こちらの記事が参考になると思います。

▼あとがき
Twitterでも毎日なにかとつぶやいていますので、ぜひチェックしてみてください。

ONR003 身体を温めると健康なる。

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鍼灸院でなぜ医療用のナノミストサウナがあるのか?本当の岩盤浴を実践推奨しているか?身体を温めると健康になり、痛みや不調がなくなるからです。

今のところ鍼灸院では、身体を温める温熱療法で改善が見られない患者さんにはお医者さんに行くようにしています。というのも、身体を温めて痛みや不調がまったく改善されない場合は何か病気が隠れていると考えるからです。鍼灸院で適応の範囲は鍼灸と温熱療法を施せば大抵は治ります。

当院に来れない方でも、自宅でできる温熱療法、その中でもお風呂の入り方を今日はご説明いたします。

日常から体温を計りましょう

体温計で平熱を測ります。HSPは、体温が38度くらいまで上げ保温することによって体内で産生されます。平熱が低い人が、38度まで体温を上げるのはほとんど無理です。身体にもかなりの余計な負担がかかりますので自分の平熱を知ることが先決。

平熱プラス1.5度アップを目差しましょう。

入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことにつながります。 お湯の温度は、40~42度くらいに設定してください。温度の上げ過ぎに注意してください。

湯船に10分ほどつかると自然に体温は1度ほど上昇します。このまま残り10分ほど入浴してください。

体温が1.5度ほど高くなっているか確認してください。舌下温(舌の下に体温計を入れて計測)で確認するのが望ましいです。入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないように保温してください。

入浴後は体温はゆるやかに下がり増加したHSPは1週間ほど体内に存在しHSP,熱ショックたんぱくの力を発揮します。

HSPの力がピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、「活動的に動きたい日、試合など」から逆算してHSP入浴法を試してみると良いです。週に2回の割合で実行してください。やり過ぎると身体がなれ現象を起こしてしまうからです。

▼必読

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▼編集後記:

前回は四の五の言わずに温めなさいと言いましたが、本当にこれしかありません。痛みや不調を抱えて何をやっても良くならなかった経験があり今も悩んでいるのであればぜひ身体を温める温熱療法に取り組んでみてください。効果を実感できると思います。

ONR002 四の五の言わずに温めなさい

0NR002 四の五の言わずに温めなさい
慢性の症状で悩んで来院される方のほとんどが低体温や冷え性が原因です。自覚して注意している人もいれば全く自覚していない人もいます。

さらに、こういった人にかぎって
「お風呂はからすの行水」だったりシャワー派が多いのです。

四の五の言わずに温めなさいといつも言っております。

■単なる民間療法ではない
HSPは、ストレスを受けるとそれが遺伝子に伝わって、たくさんつくられるということ、すなわち、HSPはストレスによる遺伝子産物であるということだけは覚えておいてください。メカニズムは分からず、何となく効いたり効かなかったりの単なる民間療法ではありません。~からだを温めると増える HSPが病気を必ず治す~抜粋

身体を温めると体内に産生されるHSP(ヒートショックプロテイン)。これは本当に身体の救世主といってもいいと思います。

そんなHSPを体を温めるだけで体内に産生されるなんて凄いと思うんです。治療する立場の人間からしてみたら。

しかし、痛みや不調で悩んでいる人の多くはこのHSPについてまだまだ知られていないですし、知っても温める事する面倒だと思ってしまう人が多いのです。

いくら忙しくてもてもお風呂くらいにはいる時間はあると思うんですよね。お薬に頼り切るまえに、お薬と上手につき合いながらも、身体を温めることでぜひ多くの人に健康になってもらいたいです。
 

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▼関連エントリー:

ONR001 ★ヒートショックプロテインが必ず病気を治す
 

▼編集後記:

冷えが大部分の病気の原因になっていると私は考えます。さらに体温が低いと運動能力も低くなると考えています。ぜひ、簡単にできることから始めて身体を温めて欲しいです。

ONR001 ★ヒートショックプロテインが必ず病気を治す

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■HSP(ヒートショックプロテイン)を増やすマイルド加熱療法と温熱療法
温熱療法は、「ガンの温熱療法」と「HSPによる温熱療法」の2つに大きく分けられます。日本では温熱療法というと、最後の賞で詳しく述べるガンの温熱療法が大きなウェイトを占めています。この原理を発展させ、熱というショックを受けて細胞がつくられるタンパク質「HSP」(ヒートショックプロテイン)が、最近、さまざまな病気やストレス障害から体を守り、老化や痴呆の予防、さらには運動能力までも向上させることが分かってきました。~「からだを温めると増える HSPが病気を必ず治す」から抜粋

身体を温めることはとても重要なことです。

身体を温めることはとても重要なことです。近年特に冷え性や低体温の方が増えてきております。これらは万病の元です。
民間療法ではなくしっかりとした検証が重なられたヒートショックプロテイン温熱療法の可能性を感じていただけると思います。

低体温・冷え性の方へ

今までいろいろな病院へ行ったり、治療院へ行ってもなかなか治らなかった症状を抱えているひとにはぜひ一度お風呂の入り方から見直していただきたいと思います。

低体温(35℃台)だと、更年期障害、新陳代謝の低下による肌のくすみ、自律神経失調症、生理不順などが挙げられます。

低体温・冷えは万病の元ともいわれ、肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、生理痛、不眠などの症状などもあります。

風邪になったりウイルスに感染すると、通常は体温を上げてウイルスを撃退しようとしますが、低体温では内臓の温度が上がりにくく、抵抗力が弱まり、風邪などの諸症状が治りにくくなります。

上記のような症状を抱えている方はぜひ体温を上げることを自分で実践したり、治療を受けることをおすすめします。

まずはお風呂に入りましょう

まずはシャワー派の人はぜひお風呂に入る習慣をつけてみましょう。週に3回程度はお風呂に入っていただきたいと思います。

42度のお湯に10分間入浴しましょう。ふたを閉めて入浴するとさらに効果的です。10分継続しなくても途中で休んでも良いので続けてみましょう。また、41度で15分。40度で20分でもOKです。

入浴後は保温が大切なので、冷えないようにしていただき、汗をかいてもよい服装で10分程度保温してください。

当院で温泉温熱療法を始めてから

私の治療院で治療用のナノミストサウナで温熱療法を行うようになってから患者さんの腰痛や肩こりはもちろん、女性の抱える不定愁訴などもかなり良くなる速度を体感し、身体を温めるのはこんなにいいのかと実感しております。


 

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▼編集後記:

いまは放射線の問題が社会問題になっています。それでも以前はラドン温泉はがんの末期の方が最後の砦として湯治をしに行くことでも知られており成果が出ているのも事実です。ラドン温泉の是非についてはまたの機会にするとして、やはり身体を芯から温めることは健康によいということは間違えないと思います。ぜひ、身体を温める温熱療法をまだ試してみたことが無い人には一度体感してみることをおすすめします。