五月病

SDC009 かくれ不眠をご存じですか?


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私は睡眠についておよそ6時間半を確保できれば1日を快適に過ごすことができますし、仕事もばりばりこなせます。しかしこれがあまり短くなったり長くなったりすると調子が狂ってきます。春先は調子を崩しやすい傾向にある人が多くいます。具体的に言うと、花粉症などのアレルギーがある人、更年期障害を感じている人などはしっかりと睡眠時間を確保しましょう。結果的その方が仕事も生活も充実できます。

■かくれ不眠と不眠症ではどう違うのか?

「軽度の不眠が、短期間(1カ月未満)継続し、日中の活動、社会生活に支障をきたしている状態」
引用元「かくれ不眠」を解消する簡単な習慣って? 春分の日から始めて新生活もストレスフリー

健康な人でも年度変わりの様々な環境の変化で「かくれ不眠」になってしまうかもしれないリスクが少なからずあります。できるだけ余裕を持ち生活するためにも仕事を充実させるためにもしっかりと時間管理をして規則正しい生活を実行していきましょう。

■ストレスを解消する睡眠
人間には『体内時計』があり、1日が25時間でセットされていると言われています。しかし実際には24時間で1日が推移しているので知らないで不規則な生活をしていると毎日1時間のずれが生じることになります。体内時計をリセットするには朝の太陽の光を浴びることで体内時計は1時間縮み、24時間に調節されます。このとき脳内ではセロトニンが分泌されて、
夕方になると眠りのホルモンであるメラトニン分泌しやすい体内リズムになってきます。

日頃からストレスを感じている人ほど、しっかりと睡眠をとることと定期的な運動をすることをおすすめいたします。

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LH037 春こそゆっくり休む時間をもちましょう

ただいまGW真っ最中の方も多いと思います。お父さんは運転に、お母さんは家族旅行の段取りやら家事やらなにかと忙しい時間をお過ごしのことと思います。春は新年度の始まりでもありますので何かとバタバタしているうちに時間が過ぎていきます。こういうときこそ体調を崩すことがありますので注意しましょう。

▼春は血行をよくすることも重要
東洋医学では、健康のバランスを『気』『血』『水』の3つで考えます。『血』のバランスの崩れは『水』のトラブルを引き起こします。3月に多い頭痛やめまいは『水』のバランスが崩れることがひとつの原因になります。体を温め、血行をよくすることが予防につながります。

▼仕事も食事もオンとオフが大事。
仕事はオン、私生活はオフ。脂っこい食事、飲酒が続く生活をオンとすると酵素ジュースでプチ断食などはオフ。このように生活にリズムをつけることで心身ともにコンディションを保ち春を乗り越えることができます。

▼睡眠と休息をしっかりととる
春は何かと歓送迎会やお花見などもしたと思うのですが、イベントごとが多いです。こういったときは心身のコンディションは変化についていけなくなるときがあります。毎日アルコールを飲まずに休肝日を設けたり、早めに帰宅して休息と睡眠を積極的にとることが大切です。

みなさまのGW楽しくてリラックスできるように祈っております。くれぐれも車を運転するときには休憩を忘れずに!

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