ライフログ

CLM066 記録してダイエットする


photo credit: Gloson via photopin cc

記録してダイエットする。言うのは簡単です。私は痩せるといいながら、太ってはいないという現状です。しかし、ながらその中でも一つだけ言えることは毎朝体重を計ることで自分の食生活を少しコントロールできるようになっています。これはとても自分にとっては大きいです。

食べ過ぎてしまって時、飲み過ぎてしまった時。次の日の体重をみれば一目瞭然です。その場合は必ず食事をセーブすることができます。これだけでも太らないでいられています。
ですが、ここで私の尊敬するこの人がここまでやっているんですから、私も年末までにどうにかこうにかします。

▼コツコツやる。だけど、自分との約束でがつんとやる

新将命(あたらし・まさみ)さんの『伝説の外資トップが説くリーダーの教科書』という本で「コツコツカツコツ」という言葉に出会いました。

勝つ方法はたったひとつだけ。あきらめずにコツコツやるしかないのである。これを私は「コツコツカツコツ」と呼んでいる。

「コツコツ」が「勝つコツ」である、というわけです。

この言葉を胸に、東京マラソンの傷が癒えた日から次の3つをマイルールに過ごしてきました。

毎日5kmのランニング
食事は1日1686kcalまで
週に1度は1か2のどちらか一方を破ってもOK
毎日5kmのランニングは、個人的には無理のない距離で、僕の体重ですと380~390kcalのカロリー消費になります。

ランニングをすることで、一日の摂取カロリー上限である1686kcalに380~390kcalを上乗せすることができますので、事実上2000kcal分だけ食べることができるようになります。

この「1686kcal」という基準はカロリー管理アプリ「カロリー管理」に目標体重をセットすることで、自動的に弾き出してくれるものです。

つまり、運動(-)と食事(+)の2つの変数に働きかけて2000kcal以内に収めるというゲームを毎日繰り返すことになります。

ただし、ガス抜きのために週に1度はランニングを休んでもよい日、あるいはカロリー上限を超えてもよい日を設けるようにしています(両方同じ日にするのはNG)。

そんな生活を11ヶ月間続けることができて、今後も続けられそうな雰囲気なので、これは習慣化したと言ってもいいのかな、と考えていますが、以下の本を読んで、改めて「コツコツカツコツなんだな」と確信できました。引用元:『iPhoneダイエット』を11ヶ月間続けてみた

大橋さんはただ者ではないと思っていましたが、ただ者ではありません。ここまでしっかりと自分を管理してやり遂げたのだから凄いと思います。一方で大橋さんとお会いするとごく普通の方です。しかし、やり遂げる仕組みを作り上げやり遂げたのです。ここが素晴らしい。鍼灸師としてもみなさんがこのように自分のことに目を向けて取り組むことができれば健康は勝ち取れると信じています。

大抵のことは治ると思います。しかし、ご自身で日常生活から何かを変えてくれなければ慢性の症状、ひどい肩こり、腰痛などは治りようがありません。今一度仕事も含めて、生活を見直してみてはいかがでしょうか。まずは記録をとることから始めてみましょう。

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CLM058 ライフログをつけて生活習慣を変える。


photo credit: Daniel*1977 via photopin cc

記録をつけると健康になります。ライフログを付け始めると自分の健康状態やモチベーションなども記憶による情報でなく事実として自分の今の状態が把握できるようになります。これはとても重要なことです。たとえばダイエットにしても成功しない人の共通点は食っているという事実です。

しかし、その人に聞くと(私も含めて)そんなに食べていないんだけど。という答えが返ってきます。その、「そんなに食べていないんだけど」という基準が曖昧すぎるのです。自分の過去と比べてなのか人様と比べて言っているのか?それすらはっきりとわかりません。だからこと記録をつけるのです。

記録をつけ始めると本当に変わります。病気などで不調ならばそれを変えるきっかけになります。自分の豊かな時間をなんとか作り出したい人も今の時間の使い方を感覚的なことでなくて事実を把握できます。

▼記憶はふつう悪い方に歪む

私達が「覚えている」ことというのは、歪曲が施されています。いろいろな歪曲がありますが、中でも特徴的なものの1つに、「非常にネガティブな体験は記憶に残りやすい」ということがあります。

これについてはいくどか説明しましたが、簡単にいうと「悪い体験を繰り返さないため」です。記憶は役に立つためにあります。イヤな体験は、生命体として、避けるべきです。ですからイヤな記憶は残りやすいのです。

一方で、わりとどうでもいい体験は忘れられやすくなります。99回のニュートラルな体験と、1度のイヤな体験があれば、1度のイヤな体験が鮮明に記憶に残ります。いくらニュートラルだったからといっても、まさか99度の体験全部忘れてしまうわけがありませんが、そちらは忘れがちなので、9回くらいになります。

ある会社に勤めていたとして、100日に99日はどうでもいいようなことで、1日だけイヤなことがあったとすると、10日に1度くらいはとてもイヤなことがあったように思うものです。バイアスがかかるというのはそういうことです。

しかし日々の記録の蓄積があれば、「この記憶は正しくない」ということを、根拠をもって自分に言い聞かせられます。100日に1度のイヤなことが「失敗」であったとすれば、自分には、感覚の10倍の自信を持っていいことが、データから分かります。

平均的な人は、実際に起こったことよりは悪いことがよく起こると感覚的に思うわけですから、記録によって自信を持つことが出来るわけです。平均よりも悲観的な人であれば、ましてやです。記憶はふつう悪い方に歪む

1日嫌なこと,1回でも嫌なことに直面したり経験すると人間はそちらに目が行きうまくいっていることも忘れてしまうのです。だから、記憶に頼らず記録にたよって良いこともたくさんあることに気づくことが大切なのです。そこに気づけるようになると慢性の痛みや不調も治りやすい状態になっていきます。そうなれば、仕事も私生活ももっとうまくいくと思います。

ぜひ、ライフログをスタートしてみてください。

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