このブログでは健康面についてお届けしていますが、12月くらいから徐々に健康ということについて多方面から東洋医学的にとらえてお伝えして行こうと思っています。さて、それに伴い本日はやる気、モチベーションについて面白い記事があったのでメモしておきます。

やる気、モチベーションは身体の状態もかなり影響します。裏を返せば、やる気やモチベーションが低い状態だと身体の状態も低下していきます。だからこそ、やる気、モチベーション、気持ちが落ち込み始めた初期の段階で身体のコンディションを整える必要があります。

1,睡眠
2,食事
3,運動

この3つについて少し改善するだけでいいです。多忙でストレス過多だから、身体の症状も不調でだるいのにこんな3つのわかりきっていることできないという人もいます。しかし、なにも、早寝早起き、野菜を食べろ!、ジョギングをせい!とこの3つは言っているのではありません。

睡眠については、ちょっと寝る時にアロマをつかう。少し5分だけでも早く寝る。食事については付き合いのお酒を1杯減らす。一品、野菜を食べる。昼のランチを野菜中心の定食にしてみるとか。運動については、帰り道ちをちょっと遠回りしてコンビニによってみる。とか程度でもいいのです。

本格的に言えば少ないことであまり変わらないように感じるかも知れませんが、意識して身体のため自分のためにやると思うだけで効果はあがってくるのです。

▼やる気を引き出すためには、報酬の量が多い方が良い!? – 生理研などが確認

今回研究グループは、情動と運動を結びつける神経回路を持つとされる脳の大脳基底核の一部である「腹側淡蒼球」に注目し、サルに、特定の合図のあと、モニター画面上である方向に目を動かすように覚えさせ、うまくできたらジュースをもらえるようにトレーニングを施し、そのときの腹側淡蒼球の神経活動を記録した。

この結果、腹側淡蒼球における神経細胞の多くが、合図をうけてからジュースをもらえるまで、持続的に活動し続けることを発見。また、予測される報酬(ジュースの量)が大きければ大きいほど、目を動かすスピード(運動)は速く、腹側淡蒼球の神経活動も大きくなることも確認しており、この神経細胞が、得られる報酬を予測して、やる気をコントロールする脳の仕組みの一部であることが考えられるという結論を得たという。

また、腹側淡蒼球を薬物で一時的に働かなくすると、行動の機敏さは(やる気の差を生み出す)報酬量の違いによって影響を受けなくなることも確認したという。

研究の結果、大脳基底核・腹側淡蒼球の神経細胞の多くは、報酬の量を予測して、実際に運動を起こすまで活動し続けることが判明したほか、予測される報酬の量が大きいほど、神経細胞の活動が高まることも確認された

なお、研究グループでは今回の成果により、教育やリハビリテーションの場における、やる気が学習意欲やその習熟度を高めるといわれている現象に対する脳内神経基盤の理解などが進むことが期待されると説明している。

やる気を引き出すためには、報酬の量が多い方が良い!? – 生理研などが確認

面白い研究結果だと思います。なるほど。

▼おすすめ

先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫)
先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫) 佐々木 正悟

中経出版 2011-11-26
売り上げランキング : 1307

Amazonで詳しく見る by G-Tools