うつ病

JUD058 うつ病と統合失調症 判別方法を開発

photo credit: Kurdistan Photo كوردستان via photopin cc世田谷区成城祖師谷砧の整骨院の市間です。今日のブログは、「うつ病と統合失調症 判別方法を開発」についてです。

症状が似ている一方で治療法が異なるうつ病と統合失調症を、脳の画像データを使って判別する方法を、東京の国立精神・神経医療研究センターのグループが開発しました。

うつ病と統合失調症は、いずれも医師が主に患者に症状を聞いて診断していますが、共通する症状も多く、誤った診断で治療を進めてしまうケースも少なくないと言われています。
東京・小平市にある国立精神・神経医療研究センターのグループは、脳の28の領域に注目し、うつ病と統合失調症の患者で脳の画像データに現れる違いを詳しく調べました。
その結果、28の領域のうち、視覚や聴覚に関わる部分と、視覚や聴覚の情報を伝える神経がある部分、それに恐怖などの感情に関わる部分の3か所で違いを比較すると、およそ80%の確率で2つの病気を判別できることが分かったということです。
国立精神・神経医療研究センターの功刀浩部長は、「2つの病気は治療薬が異なるので、診断はとても重要だ。問診と組み合わせることで、より正確な診断につなげることができるので、実用化を急ぎたい」と話していました。
引用元NHK NESweb

柔道整復師
判別が難しい症状も精密検査をすることで間違いもなくなるということですね。症状の改善のためにも早期の実用化が望まれますね。

保険診療を行っています!

整骨院で治療を受けた場合の患者様のメリットは?
1,保険診療を受けられる整骨院は国に認められた治療施設です。
保険証の負担割合によっても異なりますが、例えば3割負担で初回630円~、2回目以降160円~になります。
2,保険診療は安心安全の*国家資格「柔道整復師」が施術にあたります。
3,整骨院では交通事故の自賠責保険も適応できます。この場合「受領委任」という方法で整骨院では最初から施術代金はいただかずに治療を受けことができます。

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*国家資格には医師・柔道整復師・はり師・きゅう師・指圧マッサージ師があります。

HWN082 うつ病の発症メカニズム解明


photo credit: Ehsan Khakbaz via photopin cc

うつ病で悩んでいる人は多くいます。この現代社会を生き抜いていくにはタフネスが要求されるのは仕方ないと思います。しかし、だからといって全員が精神的にも肉体的にも乗り越えられるとは限りません。うつ病になっても早期に回復できる医療、うつ病になっても患者にやさしい社会にしていきたいです。

▼うつ病には鍼灸も良いです。

うつ病の初期症状などは鍼灸は意外と効果があります。東洋医学的なツボを使う事で身体のバランスが整い、うつに伴う首肩のこり、頭痛、頭重などが解消されるとうつ症状が好転する場合もあります。また、うつ病の初期段階では体温が低くなることが多くあります。いわゆる低体温になりしかも冷え性の状態になります。これらについても鍼灸療法は適応ですので身体症状をよくすることが可能です。低体温、冷え性だとセロトニン”の生産がうまくできません。この脳内物質のセロトニンはわかりやすく言うと精神を安定させる作用を持つ物質です。このセロトニンが不足すると、心身のバランスを崩します。このような理由から身体に出ている症状に対して鍼灸で治療することは大切なのです。

▼うつ病の発症メカニズム解明

成長期のマウスにストレスを与えると、脳の活動を調節する遺伝子の働きが低下し、認知力の低下などにつながるとする、うつ病発症のメカニズムを名古屋市の大学などの研究グループが発表し、新たな治療薬の開発に役立つとしています。

研究を行ったのは、名古屋市にある名城大学の鍋島俊隆特任教授と名古屋大学などからなる研究グループです。

研究グループでは、うつ病などを発症しやすくしたマウスを、集団と一匹ずつ隔離した場合に分けて、それぞれヒトの思春期に当たる時期から3週間にわたって飼育しました。
そうしたところ、集団飼育したマウスには異常は見られなかったものの、隔離したマウスには、▽認知力が低下する、▽動きに活発さがなくなるなど、うつ病や統合失調症の症状が見られ、脳を刺激する「ドーパミン」という物質を作る遺伝子の働きが大幅に低下していたということです。

こうした症状は、集団飼育に戻しても治らなかった一方で、飼育の前に、あらかじめストレスで分泌されるホルモンの働きを抑えておくと現れなかったということです。
こうしたことから研究グループは、ストレスによって脳の活動を調節する遺伝子の働きが低下してうつ病などが発症するというメカニズムが初めて分かったとしています。
鍋島特任教授は、「発症の仕組みが分かり、新たな治療薬の開発に役立つ」と話しています。引用元:NHK NEWSWEB

今後の医療のさらなる発展を見守りましょう。

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