糖尿病

HWN126 糖尿病:「肉食男性」発症の危険性、4割高

糖尿病:「肉食男性」発症の危険性、4割高く。納得いくような、納得いかないような。私の周囲の長生きの方はめちゃめちゃ肉が好きな方多いです。しかし、こうして報道されたり情報に入ってくることは肉食はだめ。

最近では若杉知子さんも本で長生きしたければ肉を食べるなと言っていたりします。おそらくこの辺りはバランスが重要なのでしょう。肉も毎日、毎食食べてればそりゃ食べすぎでしょう。野菜を多く食べて、果物も食べるのがいいと思います。

もう一つ言えることは、人間にはいろいろな健康タイプがありますから、それに応じた健康方法、食事養生を行うようにしましょう。

肉類を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べて糖尿病を発症する危険性が約4割高いとの大規模調査の分析結果を、国立がん研究センターなどの研究チームが21日発表した。女性の場合は関連はみられなかった。英栄養学専門誌に掲載された。

1995年と98年に10都府県に住んでいた45〜75歳の男女6万3849人を対象に調査。開始時は全員、糖尿病やがん、循環器の病気はなかったが、5年後に1178人が糖尿病を発症していた。

肉類の摂取量別に4グループに分けて発症の危険性を比べたところ、男性は摂取量が多いほど危険性が高まり、最も多いグループ(1日あたりの中央値108グラム)は最も少ないグループ(同23グラム)の1・36倍だった。肉の種類別では、牛・豚は摂取量が多いほど危険性が高くなったが、鶏肉、加工肉(ハム、ソーセージなど)は関連がなかった。女性は肉類全体、種類別のいずれも発症との関係がみられなかった。

 

研究チームの黒谷佳代・国立国際医療研究センター臨床研究センター上級研究員によると、肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があるという。女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられる。黒谷さんは「男性は魚や鶏肉も積極的に選ぶなど、バランスの良い食生活を心がけてほしい」と話す。【大場あい】毎日新聞

ツボ
食事の基本は、安全な肉・野菜・魚・果物をバランスよく食べることでしょう。何かを摂取しすぎるからバランスが崩れるのでしょうね。そして、体調を崩したり病気になる。これが本当のところなのだと思います。

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HWN098 炭水化物のみ極端に制限、現時点で薦めず


photo credit: mijlee via photopin cc

炭水化物のみ極端に制限、現時点で薦めず。うーん何か決めつけるのはどうかと思うけど。確かに糖尿病の方の万人に効果があるとは思わないけど、低炭水化物にする食事は合う人には合うと思うのですよね。

あとは、コンディションに応じて食事内容を変化させていくことがとても大切なことだと思います。低炭水化物というのはただ単に炭水化物を抜くという意味ではありません。炭水化物の量を減らすということに意味があるのです。

炭水化物を全く取らないと一時的に飢餓状態に陥り、脱水症状などを起す危険性もあるので注意が必要です。そしてもう一つ炭水化物を減らす代わりにたんぱく質はしっかりと取ることが必要となります。

▼炭水化物のみ極端に制限、現時点で薦めず-糖尿病食事療法で学会が提言

日本糖尿病学会は18日、糖尿病の食事療法に関する提言を発表した。この中で、同学会は糖尿病治療における体重の適正化のための食事療法について「総エネルギー摂取量の制限を最優先する」とし、これを制限しないまま炭水化物のみを極端に制限した食事療法は「現時点では薦められない」とした。

 糖尿病の食事療法における炭水化物の摂取制限をめぐっては、その有効性について賛否が分かれているが、同学会は長期的な食事療法としての安全性などの面で「これを担保するエビデンスが不足している」とした。

 同学会によると、英国糖尿病学会の2011年のガイドラインでは、炭水化物制限を支持する報告があることを認める一方で、長期的な効果や安全性のエビデンスがないことを注意喚起している。また、米国糖尿病学会の今年のstatementでは、2年間までの短期間では肥満者の減量に有効であるかもしれないとする一方で、最適の栄養素摂取比率は病態によって異なるとし、この比率にかかわらず「総エネルギー摂取量の適正化を優先すべき」としているという。

 このほか、提言では炭水化物の摂取量についても、欧米の研究の対象者と日本人とでは肥満度が異なることから、「いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない」とした上で、同学会が積極的に調査・研究の対象とすべき課題に位置付けている。【津川一馬】
引用元炭水化物のみ極端に制限、現時点で薦めず-糖尿病食事療法で学会が提言

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HWN045 豆や海草が糖尿病の予防になる!

糖尿病はメタボの人なら気になる病気のひとつでしょう。鍼灸院に来られる患者さんの中には糖尿病も増えております。お薬と併用しながら鍼灸の力で糖尿病による症状を軽減できます。しかしそれもある程度の自己管理が必須条件になります。

・糖尿病の症状その1
のどが乾き、水分を多く取り、尿の回数や量が増えてきます。

・糖尿病の症状その2
体がだるく、疲れやすくなります。
尿の中には、糖だけでなく、大事な筋肉や骨が溶けて出て行きます。細胞や筋肉の働きと関係の深い食塩などのミネラルも尿に出ます。このため、脳に回る血液量が減り、頭がボーっとして、だるくなったりします。

・糖尿病の症状その3
食欲がいつもより旺盛になる
糖尿病の初期は、一時的にインスリンが過剰に出る時期があり、食欲が旺盛になる傾向にあります。

・糖尿病の症状その4
食欲はあるが痩せはじめる。
糖尿病が悪化してくると、糖分のかわりに筋肉や脂肪を燃料とするため、体重が急激に減ります。

・糖尿病の症状その5
血液の流れが悪くなる
糖尿病の患者さんが起こしやすい動脈硬化によって、特に足指の血液の流れが悪くなり、「壊疽(えそ)」といって、指が腐ってしまい、切断しなければならなくなることもあります。

・糖尿病の症状その6
むくみが出てくる
糖尿病性腎症の末期になると、症状が進むにつれて、血液中のタンパク質が尿中に排せつされ、むくみやすくなります。

・糖尿病の症状その7
吹き出物ができ、皮膚が化膿しやすくなる。膀胱炎や感冒にもかかりやすくなる 血糖値が高い状態が続くと、体の抵抗力が落ち、細菌に感染しやすくなります。また、かかると治りにくくなります。

▼「マグネシウム」が糖尿病抑制 豆や海藻に含まれる

食事でマグネシウムを多く取る人は、生活習慣病の2型糖尿病になりにくい-。欧米の疫学研究では以前から指摘されていた傾向が、福岡県久山町の住民の健康診断データを21年間にわたって追跡した九州大チームの調査で確認された。アジアでの研究は少なく、結果も一致していなかった。

 チームは、昭和63年の健康診断で糖尿病ではなかった40~79歳の住民1999人を平成21年まで追跡。このうち417人が糖尿病を発症した。

 住民が食事で取るマグネシウムの量は、昭和63年に70項目にわたる質問で把握。1日の平均摂取量によって4つのグループに分け、糖尿病発症との関連を調べた。

 それによると、マグネシウム摂取量が148・5ミリグラム以下の最も少ないグループと比較すると、摂取量が増えるほど糖尿病のリスクが下がるという結果になった。また、インスリンの効きが悪い「インスリン抵抗性」の人、習慣的に酒を多く飲むなど一般に糖尿病のリスクが高いとされる人で、マグネシウム摂取による予防効果がより高い可能性も示された。

 データは、横浜市で開かれた日本糖尿病学会で発表された。

 マグネシウムは豆や海藻をはじめ、精製していない食品に広く含まれる。厚生労働省は30~49歳の男性に1日370ミリグラム、同年代の女性に同290ミリグラムの摂取を推奨しているが、実際の摂取量は男性平均250ミリグラム、女性同224ミリグラム(平成22年国民健康・栄養調査)で、だいぶ下回っている。

 食品による取り過ぎの報告はないが、サプリメントなどで過剰に摂取すると下痢などを起こすことがあるという。「マグネシウム」が糖尿病抑制 豆や海藻に含まれる

▼食生活習慣が健康の鍵

糖尿病に限らずバランスのよい食生活を実現することが何よりも健康への第一歩です。このバランスのよい食生活というのも人それぞれの生活習慣や仕事の環境に応じて変わってきます。まずは自分の食生活を記録することから始めるといいと思います。

1,毎回の食事を写真に撮る
2,写真に撮った食事を見直す
3,食事の時間を決める

この3つをまずは守ることだけでかなり食生活は改善できると思います。是非実践してみてください。

▼あとがき

これからの時代はわれわれ40代以上はとくに老後を見据えて健康に対する意識をあげていくことが大切です。少子高齢化の時代を生き抜くためにも元気な老人でいて、若い世代の手をできるだけ借りないで生きられるように、そしてどうしても周囲の手が必要な人に必要なサポートがいくような世の中にしていきましょう。

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