低体温

LH038 つらい朝こそ朝食を抜こう


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私は仕事柄毎日健康情報をチェックしています。いろいろとあるものです。最新の医療の情報から健康問題まで様々です。だけどたまに本当かなと思うこともあります。それは朝食神話です。朝食というと必ず必ず食べた方がいいという情報ばかりです。でも本当に現代人のライフスタイルからしてみても必要なのでしょうか?

▼夕飯が19時以降になる人は朝食を抜こう
なぜなら、朝までに消化できないからです。現代人の多くがアレルギーで悩んでいます。アレルギーの方は消化吸収が遅いです。にもかかわらず次から次へと食事をしていたら吸収している時間すらありません。せめて夕飯を食べてから次の食事(朝食)までは12時間以上、理想的には16時間は間隔をあけたほうが健康には良いです。

▼朝ご飯を食べた学生の方が成績が良いって本当か?

脳が栄養として利用できるのはブドウ糖だけなので、食事からの糖質供給がストップして、体内のストックも使い果たしてしまうと、頭がうまく働かなくなる。米国での大学生を対象にした試験で、糖質やたんぱく質を含む栄養ドリンクの朝食をとった学生と、とらなかった学生では、朝食をとった学生の方が答えを出すまでの時間が短く、成績が良かったという報告も
引用元「つらい朝にはドリンクヨーグルト」の理由

朝食肯定の記事にはだいたい上記のような内容を書いている場合が多いですが、これはほとんど生活習慣が良いか悪いかだと思います。朝食をがっつり食べれる学生のほとんどが夜更かしとかあまりしてないですし、夕飯以降に夜食と称しお菓子などを食べたりしていない人が多いです。一方、朝食を食べられない学生は夜遅くまで起きていて食事も夜中にしていたりするのです。ほとんどが。なのでこういう調査をする場合は、ぜひ夕飯を何時に食べて、朝食を何時に食べるかまで調査してほしいです。

▼現代人は朝食ぬいてちょうどいい
breakfastは、fast(断食)をbreak(やめる)するとの意味があります。人間の体が食事を完全に消化吸収、排泄し終えるまで、18時間前後はかかります。アレルギーの方はもう少しかかる場合もあるかも知れません。1日に1度、食事の間隔をこの18時間あけないと内蔵は24時間つねに活動し続けることになります。食事の内容がよければそれでも消化吸収にそんなに負担をかけませんが、現代の脂質やカロリーの高い食事ではかなり身体に負担がかかっています。1日に1度も内蔵を休めない人は、死ぬまで内蔵を使い続けることになります。やはり、現代生活に合った食生活を考えると朝食を抜くしかないと思います。内臓も休める日をつくりましょう。

▼あとがき
空腹になるとお腹がなることが昔はよくみなさんあったと思うのですが、現代人がお腹がなるときは腸内環境のバランスが崩れてガスがたまっているときが多くなっています。空腹感を感じることはとても重要です。

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AUP004 うつは温めて治す!


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うつの症状は心身に出ます。鍼灸師として身体面のアプローチを少しお話いたします。うつの場合はに身体に出る症状を放置しておくと元の健康な心身に戻るのに相当の労力と時間を要すことになります。うつ症状でお悩みの方はセルフケアを怠らないようにし心がけてください。鍼灸院でうつの身体症状についての治療について述べていきます。

▼身体を温めて睡眠を充実させる
うつ症状で悩んでいる方の身体症状の一つとして朝早く目がさめる(早朝覚醒)、途中で目がさめる(中途覚醒)、寝つけない(入眠困難)、眠りが浅いなどの「睡眠障害」があげられます。

病院でのお薬のお力を借りるのも一つの手ですが、ご自身でできることとが3つあります。

1,寝る2時間前にお風呂に入り体温を平熱より1度以上上げるHSP入浴方法で入浴をする。

2,朝早く起きて(5時前後)朝陽を浴びてセロトニンの分泌を促す。すると夜になると睡眠を促すメラトニンが分泌されます。

3,床に入り、3秒かけて息を吸い、3秒かけて息を吐くことをゆっくりと続ける。10分弱も呼吸をしていると眠くなってきてます。

▼身体を温めて疲労感を解消する
うつで悩んでいる人は疲れがとれない、疲労感が続く、体がだるいなどの症状で悩んでいる人も多いです。この場合は特に体温を下がっている場合は温灸を用いた温熱療法で改善する場合があります。さらに食欲や性欲が低下する、体重減少がある場合にも体温を上げるように軽めのウオーキングをしたり温を平熱より1度以上上げるHSP入浴方法で入浴が効果的です。

▼身体を温めて頭痛を解消する
頭痛、腰痛、頭重感、肩こり、首の痛みめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどを訴えるうつ症状の方も多くいます。これらについては、鍼灸と温熱療法で症状が軽くなる場合もあります。さらに経絡経穴、いわゆるツボの力で心身のバランス、自律神経のバランスを整えます。

▼身体を温めて循環器を活性化させる
息苦しい、胸が圧迫される、声が出にくい、胸が苦しい、動悸、息切れ(循環器症状)などを活性化させます。これも鍼灸と温熱療法で改善できることが多いです。さらには手足がしびれる、力が入らないとか、吐き気、腹痛、便秘(消化器症状)などの場合も低体温と冷え性が影響していることが多いので鍼灸と温熱療法で体温を上げ、血流を良くして改善を促します。

▼まとめ
上記のように、うつ状態で身体に出ている症状をまずは改善を促すことでうつの心理面も回復することが多くあります。このことから、当院ではカウンセリングも併用して受けれる環境を整えております。心身のバランス、心身両面からのアプローチがうつ状態から健康な心身への第一歩だと思っています。

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LH034 春野菜を食べて免疫力をあげる


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いよいよ本格的に春になってきましたね。鍼灸院の近辺も桜が満開です。とても気持ちがいいですね。一方で花粉症などのアレルギーの方にはちょっとつらい季節になってきていますね。さらには放射能についての報道も関心があるところです。安全な野菜であることを前提に積極的に春野菜は食べて免疫力を上げていきたいと思っています。

▼春野菜の特徴
春野菜の特徴の一つである苦味です。苦みの正体は“植物性アルカロイド”です。独特の苦味成分で、ほのかな苦みやアクは、胃腸の働きを活発にします。さらに細胞の新陳代謝を活発にしてくれます。冬の間に体内に蓄積された余分な老廃物を体外に排出してくれる、言うなれば食べてデトックスということになります。

さらに菜の花や小松菜などのアブラナ科に含まれる苦み成分や玉ねぎなどのユリ科野菜に含まれる涙目になるほどのつんとするにおい成分の正体“硫黄化合物”にも、解毒作用を高める働きがあるので積極的に食べたいですね。

▼春野菜の調理方法
主な春野菜の調理方法についてシェアいたします。

菜の花
代表的な春野菜です。栄養素のバランスが良い事で知られています。

■菜の花
* 調理のポイント:栄養分が逃げないように、茹で上がったら冷水に浸しましょう。
* 栄養素:野菜の中でも有数のビタミンC、ミネラルを含みます。
* 効用:免疫力アップ、風邪の予防、精神安定作用があります。

■アスパラガス
大きく分けて、グリーン、ホワイト、ワイルドアスパラガスがあります。簡単に調理でき、豊富に含まれている栄養素「アスパラギン」にも注目です。

* 調理のポイント:蒸しゆでにして塩をふると、アスパラガス本来の芳醇な香りを楽しめます。
* 栄養素:ビタミンB1、B2。疲労回復にお勧めです。
* 効用:アスパラギン酸がたっぷり含まれており、疲労回復、新陳代謝を活発にしてくれます。

■セロリ
独特な芳香が特徴で、歯ごたえが魅力の野菜です。苦いので子供からは敬遠されがちですが、栄養素はたっぷり含まれています。

* 調理のポイント:朝食時のトマトジュースに、フレッシュな状態でマドラー代わりに入れると良いです。
* 栄養素:カリウム、カルシウム、ビタミンCが豊富につまっています。
* 効用:血液をさらさらにする効果があります。カルシウムも豊富なので、イライラしている時には是非!

■春キャベツ
この時期のキャベツは甘みがあり、特に色の濃いものは上級品として扱われています。

* 調理のポイント:水に長時間浸すと栄養分が逃げてしまうので、気をつけてください。
* 栄養素:キャベジン、ビタミンC。発ガン性抑制物質は天下一品です。
* 効用:トンカツの付け合わせでおなじみの通り、脂肪の吸収を防ぎます。また、免疫力を高める効果もあります。
引用元栄養素の高い健康春野菜の効用と調理のポイント

▼あとがき
なんだか、書いて読んでいるとお腹が減ってきましたね。そろそろ晩ご飯にいたします(笑)

春野菜と相性の良いワインは、ずばりニュージーランドのソーヴィニヨンブランです。フレッシュで濃厚な味わいのソーヴィニヨンブランは、天ぷら仕立てにした山菜や湯通ししたアスパラガスによく合います。特に、「ヴィレッジセラーズ」さんの『マタヒウィ・ワイララパ・ソーヴィニヨン・ブラン』はコストパフォーマンスも良いので、是非お試しください。
引用元栄養素の高い健康春野菜の効用と調理のポイント

ワインと春野菜。うーんいいですね!

ONR008 鍼灸と温熱療法の適応疾患


photo credit: Bert Kaufmann via photopin cc

鍼灸院ってどんなときに行ったらいいのですか?ということを聞かれました。まだまだ情報を発信を続けて行く必要がありますね。鍼灸院ではぎっくり腰などのいきなり痛めた腰痛はもちろんなんだかずっと痛みが続いているような腰痛でも来院していただければ痛みやコンディションが改善しします。1回の治療で劇的に良くなる事もありますし、数回かけて回復していくこともあります。

さらに当院では温灸器を利用したり、医療用の玉川温泉、三朝温泉と同じような岩盤浴も利用していろいろな痛みや不調に対して治療をしております。ほとんどの疾患では根本に冷え性や低体温といった症状があります。
これが原因で身体のあちらこちらに痛みが出たりするわけなのです。

一般的に「冷え性」はからだの表面の一部が冷たくなり、自覚しやすいのですが、「低体温」は体の内部の全体的な「冷え」で自覚しにくいのが特徴です。

「自分は冷えていない」と思っていても・・・・ほとんどの病気や原因不明の痛みや不調で悩んでいる人は冷えが原因です。

■肩こり、頭痛、腰痛、生理痛、
■アレルギー症状
■生理不順、不妊症
■むくみがあり、便秘がちで、肥満傾向がある
■なんとなく落ち込みがちで、やる気がない

こんな症状がある方は低体温気味かも知れません。

わきの下の平均体温が36.2度以下の方は要注意です。

▼鍼灸院であなたの症状が改善する可能性があります。
最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。

WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次ぎのものを挙げています。

【神経系疾患】
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

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「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法
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ONR007 秋田の玉川温泉を成城で実現

ONR007 秋田の玉川温泉を成城で実現

photo credit: Cam Switzer via photopin cc

関東から秋田の玉川温泉に湯治に行く人が多くいます。なぜそこまで行くのか?それにはいくつか理由があります。

奇跡の温泉

玉川温泉は、十和田湖八幡平国立公園内に存在する八幡平焼山山麓の玉川地区の地獄から湧出する「大噴の湯」を源泉とする世界にも類を見ない奇跡の温泉と呼ばれています。

「大噴の湯」の温泉水の凄さはpH1.2の超強酸性で98℃というほとんど沸騰に近い熱水が、毎分9,000リットルという膨大な湯量で轟音とともに自噴する様子は地球の生命の驚異を感じるそうです。

癒しの北投石

さらに「北投石」という、微量の放射線を持つ石を産出する温泉なのです。この北投石はラジウムなどの放射性元素を含む温泉水の成分が長い間に層を成して石化したもので、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されています。

日本では唯一玉川温泉だけで産出されるもので、世界では台湾の北投温泉、南米チリ、そして玉川温泉の3ヶ所でしか発見されていないということなのです。

難病でもあきらめるのは早い

さらに以前から癒しの湯として天下に名高く皮膚病、動脈硬化、神経病、消化器疾患、リュウマチ、交通事故の後遺症などに著効がある他、人間が生まれながらにもつ自然治癒力を高め、全身の細胞の働きを活性化して心身を若返させる効果が言い伝えられてきました。玉川温泉関連の研究でこれまでに12名もの医学博士が関わっていることからもこの湯治の力は凄い力を秘めております。

秋田の玉川温泉に行けない人でも当院にはヒートショックプロテイン温熱療法ルームがあります。ぜひ皆様にご利用いただきたいです。

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ONR004 冷たいところは痛みや不調が長引く!

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実践編「体を温める」と病気は必ず治る

慢性の疾患やそれにともなう痛みや不調で悩んでいる方はまずはその場所をさわってみてください。手のひらで触って手のひらが暖かく感じたり、
明らかにさわった部分が冷たいと感じたら冷えている証拠です。

●体温が下がると、どんな症状が表れるか
36・5℃ー健康体、免疫力旺盛
36・0℃ーふるえることによって熱産生を増加させようとする
35・5℃ー恒常的に続くと
・排泄機能の低下
・自律神経失調症が出現
・アレルギー症状が出現
35℃ーガン細胞が最も増殖する温度
34℃ー水におぼれた人を救出後、生命の回復ができるかギリギリの体温
33℃ー冬山で遭難し、凍死する前に幻覚が出てくる体温
30℃ー意識消失
29℃ー瞳孔拡大
27℃以下ー死体の体温


引用元:Amazon.co.jp: 「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法: 石原 結實: 本

 
これだけ体温はとても重要になります。何度もこちらでもみなさまにお伝えしておりますが、日常から体温を計測していただき自分の平熱を知るようにしてください。

冷たいところは病気はもちろん痛みや不調を感じやすいです。

心臓や脾臓は身体の中でも体温が高いので、「冷え」の病気であるガンにはならないのです。心身ともに温めることでコンディションを整えることが可能です。

身体を温め体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことが万病から身を守る健康の秘訣になります。

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▼編集後記:
2月もまだ寒いですね。しっかりと身体を温めましょう。

ONR003 身体を温めると健康なる。

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photo credit: qousqous via photopin cc
鍼灸院でなぜ医療用のナノミストサウナがあるのか?本当の岩盤浴を実践推奨しているか?身体を温めると健康になり、痛みや不調がなくなるからです。

今のところ鍼灸院では、身体を温める温熱療法で改善が見られない患者さんにはお医者さんに行くようにしています。というのも、身体を温めて痛みや不調がまったく改善されない場合は何か病気が隠れていると考えるからです。鍼灸院で適応の範囲は鍼灸と温熱療法を施せば大抵は治ります。

当院に来れない方でも、自宅でできる温熱療法、その中でもお風呂の入り方を今日はご説明いたします。

日常から体温を計りましょう

体温計で平熱を測ります。HSPは、体温が38度くらいまで上げ保温することによって体内で産生されます。平熱が低い人が、38度まで体温を上げるのはほとんど無理です。身体にもかなりの余計な負担がかかりますので自分の平熱を知ることが先決。

平熱プラス1.5度アップを目差しましょう。

入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことにつながります。 お湯の温度は、40~42度くらいに設定してください。温度の上げ過ぎに注意してください。

湯船に10分ほどつかると自然に体温は1度ほど上昇します。このまま残り10分ほど入浴してください。

体温が1.5度ほど高くなっているか確認してください。舌下温(舌の下に体温計を入れて計測)で確認するのが望ましいです。入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないように保温してください。

入浴後は体温はゆるやかに下がり増加したHSPは1週間ほど体内に存在しHSP,熱ショックたんぱくの力を発揮します。

HSPの力がピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、「活動的に動きたい日、試合など」から逆算してHSP入浴法を試してみると良いです。週に2回の割合で実行してください。やり過ぎると身体がなれ現象を起こしてしまうからです。

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▼編集後記:

前回は四の五の言わずに温めなさいと言いましたが、本当にこれしかありません。痛みや不調を抱えて何をやっても良くならなかった経験があり今も悩んでいるのであればぜひ身体を温める温熱療法に取り組んでみてください。効果を実感できると思います。

ONR002 四の五の言わずに温めなさい

0NR002 四の五の言わずに温めなさい
慢性の症状で悩んで来院される方のほとんどが低体温や冷え性が原因です。自覚して注意している人もいれば全く自覚していない人もいます。

さらに、こういった人にかぎって
「お風呂はからすの行水」だったりシャワー派が多いのです。

四の五の言わずに温めなさいといつも言っております。

■単なる民間療法ではない
HSPは、ストレスを受けるとそれが遺伝子に伝わって、たくさんつくられるということ、すなわち、HSPはストレスによる遺伝子産物であるということだけは覚えておいてください。メカニズムは分からず、何となく効いたり効かなかったりの単なる民間療法ではありません。~からだを温めると増える HSPが病気を必ず治す~抜粋

身体を温めると体内に産生されるHSP(ヒートショックプロテイン)。これは本当に身体の救世主といってもいいと思います。

そんなHSPを体を温めるだけで体内に産生されるなんて凄いと思うんです。治療する立場の人間からしてみたら。

しかし、痛みや不調で悩んでいる人の多くはこのHSPについてまだまだ知られていないですし、知っても温める事する面倒だと思ってしまう人が多いのです。

いくら忙しくてもてもお風呂くらいにはいる時間はあると思うんですよね。お薬に頼り切るまえに、お薬と上手につき合いながらも、身体を温めることでぜひ多くの人に健康になってもらいたいです。
 

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▼関連エントリー:

ONR001 ★ヒートショックプロテインが必ず病気を治す
 

▼編集後記:

冷えが大部分の病気の原因になっていると私は考えます。さらに体温が低いと運動能力も低くなると考えています。ぜひ、簡単にできることから始めて身体を温めて欲しいです。

ONR001 ★ヒートショックプロテインが必ず病気を治す

ONR001 ★ヒートショックプロテインが必ず病気を治す

■HSP(ヒートショックプロテイン)を増やすマイルド加熱療法と温熱療法
温熱療法は、「ガンの温熱療法」と「HSPによる温熱療法」の2つに大きく分けられます。日本では温熱療法というと、最後の賞で詳しく述べるガンの温熱療法が大きなウェイトを占めています。この原理を発展させ、熱というショックを受けて細胞がつくられるタンパク質「HSP」(ヒートショックプロテイン)が、最近、さまざまな病気やストレス障害から体を守り、老化や痴呆の予防、さらには運動能力までも向上させることが分かってきました。~「からだを温めると増える HSPが病気を必ず治す」から抜粋

身体を温めることはとても重要なことです。

身体を温めることはとても重要なことです。近年特に冷え性や低体温の方が増えてきております。これらは万病の元です。
民間療法ではなくしっかりとした検証が重なられたヒートショックプロテイン温熱療法の可能性を感じていただけると思います。

低体温・冷え性の方へ

今までいろいろな病院へ行ったり、治療院へ行ってもなかなか治らなかった症状を抱えているひとにはぜひ一度お風呂の入り方から見直していただきたいと思います。

低体温(35℃台)だと、更年期障害、新陳代謝の低下による肌のくすみ、自律神経失調症、生理不順などが挙げられます。

低体温・冷えは万病の元ともいわれ、肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、生理痛、不眠などの症状などもあります。

風邪になったりウイルスに感染すると、通常は体温を上げてウイルスを撃退しようとしますが、低体温では内臓の温度が上がりにくく、抵抗力が弱まり、風邪などの諸症状が治りにくくなります。

上記のような症状を抱えている方はぜひ体温を上げることを自分で実践したり、治療を受けることをおすすめします。

まずはお風呂に入りましょう

まずはシャワー派の人はぜひお風呂に入る習慣をつけてみましょう。週に3回程度はお風呂に入っていただきたいと思います。

42度のお湯に10分間入浴しましょう。ふたを閉めて入浴するとさらに効果的です。10分継続しなくても途中で休んでも良いので続けてみましょう。また、41度で15分。40度で20分でもOKです。

入浴後は保温が大切なので、冷えないようにしていただき、汗をかいてもよい服装で10分程度保温してください。

当院で温泉温熱療法を始めてから

私の治療院で治療用のナノミストサウナで温熱療法を行うようになってから患者さんの腰痛や肩こりはもちろん、女性の抱える不定愁訴などもかなり良くなる速度を体感し、身体を温めるのはこんなにいいのかと実感しております。


 

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▼編集後記:

いまは放射線の問題が社会問題になっています。それでも以前はラドン温泉はがんの末期の方が最後の砦として湯治をしに行くことでも知られており成果が出ているのも事実です。ラドン温泉の是非についてはまたの機会にするとして、やはり身体を芯から温めることは健康によいということは間違えないと思います。ぜひ、身体を温める温熱療法をまだ試してみたことが無い人には一度体感してみることをおすすめします。