ONR012 若い人にも冷え性が急増しています。


引用元ウイスマー研究所/株式会社ウイスマー

先日20代の女性が重度の冷えを気にして来院されました。当院では初診の方などを中心に全身のコンディションがわかるAMSAT(全自動皮膚抵抗値測定システム)を利用して検査をいたします。その検査では全身を22チャンネル分けて計測します。測定情報は棒グラフ、円グラフ、人体図などで表わされ、結果は個々の正常値(年齢、性別、身長、および体重を考慮)からの逸脱度パーセンテージで表示されます。患者さんの今までの病歴とかも聞き漏らしていても検査結果でわかったり、今後の注意点がわかります。

▼身体の冷えが健康を害す
検査結果をみてもほとんどの方が極度の冷えがありますし、五臓六腑の機能低下がみられます。内臓の機能低下が起これば当然身体の表面にも不調や不快感が出てきます。さらに、内臓の冷えもある場合で腰痛や肩こりなどの身体症状で悩んでいる方は治りが遅いです。このあたりを説明すると患者さんも「だから今まで何をやっても治りが悪かったんだ!」と納得してくれます。

▼内臓の機能低下と冷えの危険性
内臓が冷える冷え性を、「内臓型冷え性」と言っております。この内臓型冷え性は、手足はあたたかいのに、お腹(内臓)が冷たい状態になることが多いです。慢性の冷えになると表面上はわかりにくい場合もあります。手足などが冷たいというような自覚症状がないので、自分が冷え性であることに気づきにくく、放置した結果、冷え性を重症にしたり、冷えが原因で病気を引き起こすことがあります。がんなども冷えも原因の一つと言われています。

▼身体を、お腹を温めよう!3箇条

1,食事に気をつける

身体を冷やす食べ物は、ビール、さしみ、すし、生野菜、冷菓子など。これらは胃に入ると身体の熱を奪って、内臓を冷します。また、加熱して食べても身体を冷やす食べ物もあります。夏野菜が典型的な例です。トマト、キュウリ、そして柿、梨、イチゴなどの果物なども適量にしましょう。食べ過ぎは禁物です。香辛料は身体を温める作用を持っています。生姜、唐辛子、コショウなど。

2,運動をする

運動不足は冷え性の原因です。日頃から気軽に身体を動かす習慣をつけて運動で筋肉を動かし身体を温めましょう。

3,からだを保温する

腹巻きや靴下、重ね着などで身体を保温しましょう。寝るときに湯たんぽを使い下腹を十分に温めてねることもよいです。これから夏にかけてクーラーによる冷えにも注意しましょう。あとはHSP入浴法で週に2回入ることで身体の冷え対策をしていきましょう。

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