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▼なぜ温熱療法なのか?
鍼灸師として治療家として温熱療法を推進しているのには理由があります。今まで鍼灸師を志てからいろいろな治療方法を研究してきました。整体も経絡経穴療法もやってきました。どんな療法においてもまずは痛みやゆがみを調整するのに自律神経のバランスを整えるということが大切になってきます。
▼何事もバランスが重要
さらに、私が今一番感じていることは自律神経のバランスと血流を良くすることができれば大抵の病気や痛みや不調は解決できる、または解決できるベースができると確信しました。
▼とにもかくにも低体温は万病の元
どんな症状、疾患にも蔭に潜んでいるのは冷え性と低体温が元凶であることがかなり多いです。現代人については特にそういえると思います。腰痛肩こりはもちろん難病で悩む方のほとんどです。だから、私の鍼灸院では温熱療法を積極的に推進しておりますし、これからはもっともっとその傾向が強くなってくると考えております。
低体温は私は36℃以下だと考えてります。低体温だと自律神経失調症、生理不順を引き起こし、若い頃から低体温のまま更年期に入ると更年期障害は重くなります。また新陳代謝が低いため、肌の細胞の入れ替わりが遅く、汚れたコラーゲンを長く留めることになり、肌はくすみやすくなります。これだけでも、病気になりやすい状態ですし免疫力が下がった状態でもあります。
▼免疫力をあげよう!
免疫力(抵抗力)も低下すると風邪などの感染症にかかりやすくなったり、ガン体質になります。薬物代謝酵素の働きも低下し、薬が効きにくくなったり、薬の副作用が生じやすくなります。
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安保 徹
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