
宅配弁当(食事宅配)や冷凍弁当の宅配サービスはここ最近とても人気が出てきています。多くの業者が宅配で弁当を運んでくれます。高齢者はどれを選んだらいいか分からないという方も多いと思います。我々訪問鍼灸マッサージの現場でお伝えしているのはまずはどこでも良いので宅配弁当を頼んでみて飽きがきたら業者を変えればいいですよとお伝えしています。
便利な冷凍弁当
冷凍宅配弁当は、ほとんどが弁当容器ごと電子レンジで数分加熱するだけで出来上がりですから便利です。宅配弁当の種類によっては小分けされた惣菜ごとに、別々に電子レンジで加熱しなければならない冷凍総菜セットもありますからよくカタログを見て選びましょう。
食事作は毎日のことなので、高齢者の方には料理や料理の準備を負担に感じる人も多いです。高齢者は弁当容器ごとレンジで加熱できる冷凍弁当の方が簡単でいいと言う方が多いです。家族や身内も火を使わないので安心だという声もよく聞きます。
宅配と配食の違いは?
「配食」は、介護保険や助成金が適用されます。「市区町村」主導と「民間」主導の2種類があります。「宅配」は民間主導です。公金が投入される「市区町村」主導の「配食」はケアプランに組み込まれて実施されますので利用制限があります。
「民間」主導であれば、「配食」にしても「宅配」にしても、それぞれの事業者のルールがあることだけで利用制限はありません。
「配食」「宅配」いずれにしても栄養バランスの良い食事を業者が定期的に宅配してくれるサービスです。高齢者が利用する場合は介護食だけでなく、最近ではバランスの良い食事を摂りたい方も利用するケースも増えています。
積極的に配食サービス・宅配弁当を利用したほうが良いケース
- 一人暮らしや高齢者世帯の方
- 毎日の買い物や自炊が大変になってきた方
- 栄養バランスが気になる方
- 病後療養中、家族が忙しくて食事の準備ができない方など
- 在宅で介護者がいておかゆや、きざみ食が必要なケース
- 糖尿病・腎臓病・透析治療中の方
世田谷区の高齢者向け配食サービスは令和2年度末で廃止になります。
世田谷区の高齢者配食サービスは、区内において民間事業者による配食サービスが充実してきているとの理由で令和2年度末で事業を廃止が決定になりました。
まとめ
介護をしているご家族は公的な「配食」、民間の「宅配」を上手に使うことをおすすめします。3食全てを手作りで準備するのも良いことですが手間暇を考えるのはもちろんのこと毎日のことですから食事については遠慮無くこういったサービスを使うことで家族のゆとり時間が増えます。ゴールの見えない介護ですから無理せずやれることを継続していくことが重要です。
在宅介護の現場でよりよい生活を送れるように鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師ができることがあります。
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