HWN147 「朝の光」、健康的な体重管理に効果か 米研究 

早朝に日光を浴びる事はいいことです。これは健康に関心がある人ならよく知っていることかも知れません。朝陽を浴びると体内時計がリセットされます。そして、セロトニンが多く分泌されます。

セロトニンとは『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並んで、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つでセロトニンは人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、『幸せホルモン』とも言います。

セロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われていますから、気になる方はぜひ朝陽を浴びるようにしましょう。

「朝の光」、健康的な体重管理に効果か 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

【4月3日 AFP】スリムな体型になるには、早起きをして朝日を浴びるだけで良い可能性があるとした研究論文が2日、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された。
 研究を発表した米研究チームによると、ボランティア54人を対象に実験を行った結果、最も痩せていた被験者らは、必ずしも食生活が健康的だったり、運動量が他人より多かったりすることはなく、単純に早朝の日光をよく浴びていたことがわかった。
 研究の共同主執筆者でノースウェスタン大学(Northwestern University)フェインバーグ医学部(Feinberg School of Medicine)のキャサリン・リード(Kathryn Reid)准教授(神経学)は、「光を浴びる朝の時間が早ければ早いほど、体格指数(BMI)は低かった」と述べ、「光を浴びる時間が遅ければ遅いほど、その人のBMIは高かった」と付け加えた。
 7日間の実験期間中、実験の参加者(平均年齢30歳)らは、光の浴び方と睡眠サイクルを測定するために手首にセンサーが付けられ、食事の記録も取られた。結果、朝の日光は、運動レベルやカロリー摂取量、就寝時間、年齢、季節にかかわらず、人のBMIに影響を及ぼしていたことが分かった。
「光は、24時間周期のリズムを整える体内時計を同期するための最も強力な因子であり、結果としてエネルギーのバランスも整えている」と、研究を主導したフィリス・ジー(Phyllis Zee)氏は説明した。「(研究結果の)メッセージは、午前8時から正午までの間に明るい光を浴びるべきということだ」
 研究によると、BMIに影響を及ぼすには、最低20~30分間光を浴びるだけで十分だという。(c)AFP 引用元「朝の光」、健康的な体重管理に効果か 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

ツボ
ダイエットにも効果があるというのですから実践したほうがいいですね。また、寝付きが悪い人が朝陽を浴びると夕方から夜にかけて今度は睡眠に影響するメラトニンというホルモンが分泌されやすくなります。早寝早起きは三文の徳どころかもっと多くの効果がありあそうです。

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