HWN122 抗がん剤の有力候補発見=「全患者の2割に効果も」-神戸大


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抗がん剤の有力候補発見=「全患者の2割に効果も」-神戸大。やっぱりがんは薬でもよっぽど条件が整わないと治らないのだろう。全患者の2割に有力といわれてもあまりピンとこないのが普通ではないでしょうか。当院でも温熱療法に取り組んで「がん」などの病気で身体に現れる痛みや不調に対策をしております。

しかし、1回温めたからと言ってもの凄い成果が出るわけでもないし、出るときもあるし。定期的に通院して温熱療法を取り組むだけの根気もいりますから患者さんにとってはとても忍耐力がいる治療であると言えます。もっともっと温熱療法が万人に効果がでるようになるように研究に邁進したいと思います。

膵臓(すいぞう)がんなど、多くのがんの原因になるたんぱく質の働きを抑える可能性がある物質を突き止めたと、神戸大大学院の片岡徹教授らの研究グループが29日発表した。片岡教授は「研究が進めば、全てのがん患者の2割に有効な抗がん剤の開発につながる可能性がある」と話している。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 研究グループによると、「Ras」と呼ばれるたんぱく質は、大腸がん患者で40~50%、膵臓がん患者で60~90%、全がん患者では約2割で活性化し、重要ながんの原因物質の一つとされる。
 抗がん剤は、がんを起こすたんぱく質表面の「ポケット」と呼ばれる構造と結合し、がん細胞の増殖を抑える。グループは2005年にRasのポケットを発見。今回、約4万種類の化合物を解析したところ、三つの物質がそれぞれRasのポケットに結合することを発見し、「Kobe(神戸)ファミリー化合物」と命名した。
 マウスにヒトの大腸がん細胞を移植し、Kobeファミリーを投与したところ、がん細胞は投与しなかったマウスの約半分に縮小した。Kobeファミリーはいずれも有機化合物で生産も難しくなく、薬剤に応用しやすいと片岡教授らはみている。(2013/04/30-04:17)引用元時事通信

ツボ
がんなどの難病は恐ろしい病気の一つではあります。しかし、血管系の病気はいつ何時急に死ぬかは予想がつきません。がんの場合は宣告をされてから時間だけは血管系の病よりも猶予があります。この時間をどう過ごすかにより奇跡を起こせる確率が高くもなるし、低くもなります。難病で苦しんでいる方はもちろん腰痛肩こりまで温熱療法で改善することができますので一度ご相談ください。

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