HWN089 卵子の高齢化


photo credit: bisbiglio [in arte “sbibbì”] via photopin cc
卵子の高齢化。これは30歳を過ぎてから妊娠する女性にはとても深刻な問題の一つになってきています。今の女性は見た目年齢はとても若々しくなってきていますが、身体はみかけ以上に老化している場合があります。これから妊娠を出産を希望している女性には知っておいて欲しいニュースです。

▼DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

女性の妊娠が30代後半から次第に難しくなる背景には、卵子のもとの細胞でDNAの二本鎖が損傷した場合に修復する遺伝子群の働きが低下する現象があることが分かった。米ニューヨーク医科大などの研究チームが13日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。先進国では高齢出産が増えており、研究成果は不妊治療技術の向上に役立つと期待される。

 細胞ではDNAを傷つける活性酸素などが日常的に発生し、修復する遺伝子が働いている。研究チームが24~41歳の不妊治療中の女性に協力を求めて調べた結果、「BRCA1」と呼ばれる主要な修復遺伝子の働きが長期的になだらかに低下する一方、別の3種類の修復遺伝子の働きは36歳以降に急低下することが分かった。

 女性は生まれた時、卵巣には卵子のもとの細胞が約100万個あるが、思春期以降に成熟して排卵に至るのは500個程度。DNAが傷つき、損傷を修復できない場合は細胞が自然に死ぬ仕組みがあるが、修復が不完全なまま卵子になると、正常に受精、妊娠に至る確率が下がると考えられる。引用元DNA修復遺伝子の働き低下=卵巣で30代後半から―米大学チーム

▼あとがき

卵子の高齢化についても身体を温める。下半身を温めることはとても有効です。この記事には書いてはいませんが、卵子の高齢化による影響がでる人のほとんどが冷え性・低体温です。まずは冷え性と低体温を解消することがとても重要な第一歩です。

▼おすすめ

アラフォー安産 35歳過ぎても元気な赤ちゃんを産む方法 (経済界新書)
アラフォー安産 35歳過ぎても元気な赤ちゃんを産む方法 (経済界新書) 村島温子・三井真理

経済界 2011-05-25
売り上げランキング : 4380

Amazonで詳しく見る by G-Tools

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください