HWN085 <メタボ検診>肥満以外も指導対象 生活習慣病対策--厚労省改定


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メタボと言われてピンと反応していませんか?私は思わず反応してしまいます。鍼灸師の草野です。これからの保健指導は肥満だけでなく、高血圧などにも対応するようになっていくそうです。

メタボリックシンドローム対策を目指す特定健診・保健指導について、厚生労働省は21日、健診の進め方などを盛り込んだ「標準プログラム」の改定案を公表した。現行制度では保健指導の対象は肥満の人だけだが、肥満でなくても血圧などが高めの人にも対応を求めた。しかし、「(食事や運動など生活習慣の改善に)必要な支援を行うことが望ましい」とし、義務付けていない。来年度から使用される。【永山悦子】

 特定健診は40~74歳を対象に08年度開始。腹部肥満が生活習慣病につながるとして肥満対策を柱に、腹囲測定を始めた。実施を義務付けられている医療保険者が5年ごとに計画を策定するため、来年度に向け見直した。

 肥満対策中心の特定健診をめぐっては、非肥満でも血圧や血糖値が高めの人は脳梗塞(こうそく)などを起こしやすく、肥満と生活習慣病の関係に疑問を示す研究成果が相次いだ。これを受け、厚労省検討会は昨年4月、非対象者への対応が必要と指摘。保健指導での非肥満者や禁煙、飲酒への対策を促す取り組みについて見直しを進めた。

 だが、特定健診を定める高齢者医療確保法では後期高齢者医療制度に関する議論が続き、厚労省は保健指導対象者の選定基準の変更など制度の枠組み修正を含む抜本的な見直しを見送り、非肥満者対策は義務付けないことにした。このため、非肥満者らメタボ以外の人に保健指導や情報提供をしても、制度が義務付ける保健指導と認められない。費用も特定健診のような公的支援はなく、保険者か本人が負担する。

 一方、厚労省は血圧、血中脂質、血糖値が一定値を超える人や、慢性腎臓病の危険性がある人、喫煙者に対し、生活習慣改善などを促す文例集を作る。新たな対象は、例えば血圧では収縮期130以上140未満か、拡張期85以上90未満で、いずれも非肥満の人になる。引用l元:<メタボ検診>肥満以外も指導対象 生活習慣病対策--厚労省改定

いよいよ、メタボ対策も本腰をいれてやらないとと決意しています。まあ自分のためですよね。がんばりましょう。

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