朝というとぐずぐずしてすぐに起きれない人とすぱっと起きれる人に分かれると思います。なんとなくすぱっと起きれる方が断然いいと思いがちですがそうでもなさそうです。
▼がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣
朝目覚めたとき、がばっといきなり起き上がる人がいますが、危険です。睡眠中の体は交感神経と副交感神経が逆転し、交感神経が下がっています。いきなり起きると交感神経が急に上がり、それに伴い血圧も上がって心臓や脳などに余計な負担がかかってしまう。
これを防ぐには、布団の中で足や手をこすりあわせたり、たたいたりすればいいのです。その刺激が交感神経をゆっくり目覚めさせます。がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣
このように医師の周東(しゅうとう)寛先生はおしゃっております。自分の事は棚に上げて、子供たちが朝の起床時に布団の中でぐずぐずしているのを見ると「早く起きなさい!」なんて言っていたものですが、これも徐々に身体を刺激して、ゆっくりと目覚めている証拠だと思えば納得がいきます。
といっても、家を出る時間は決まっていますのでいつまでももぞもぞしていられないので、やはり少し早めに目覚まし時計を設定してしっかりと”もぞもぞ”しながら起き上がるのが良いみたいですね。
▼特に年配の方はご注意を
ご老人の方で朝起きてトイレで倒れているのを家族のものが気づかないで手遅れになるケースがよくあると聞きます。トイレのためによる起きるときもがばっと起き上がるのでなく布団の中で足や手をこすりあわせたり、たたいたりして起き上がるようにしてみましょう。
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起きているときに足指や足裏をよくマッサージすれば、いつまでも歩ける体づくりに役立ちます。膝より下はどうしても血液の循環が悪くなるので、マッサージは重要です。いかに血管を上手にコントロールできるか。それが寿命にも大きく影響します。がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣
起きているときに足指や足裏をよくマッサージすれば、いつまでも歩ける体づくりに役立ちます。膝より下はどうしても血液の循環が悪くなるので、マッサージは重要です。いかに血管を上手にコントロールできるか。それが寿命にも大きく影響します。がばっと目覚める人は要注意! 健康でいるための生活習慣
▼おすすめ
「朝がつらい」がなくなる本―ぐっすり眠る、すっきり起きる習慣術。 (知的生きかた文庫) | |
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梶村 尚史
三笠書房 2007-05-21 |
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