ブドウ糖は身体の中で様々な働きをしてります。ブドウ糖は脳には必要不可欠のエネルギー源です。筋肉や内臓はブドウ糖以外のエネルギー源でも機能しますが脳はブドウ糖しか使えません。このような理由から低血糖になってしまうと、脳が働くことができなくり「昏睡」という最悪の状態を招いてしまうことになってしまうのです。
糖尿病の方の場合はとにもかくにも血糖値のコントロールがとても重要になります。しかし、炭水化物などの糖質を制限する医師 江部先生が指導されている糖質制限を参考にしながら実践していけば合併症状を抑えることができるます。ここまでコントロールできればそんなに苦痛もないかと思います。
今日は低血糖時の対処と注意をメモしておきます。
低血糖時の対処と注意点
対処方法
低血糖が起きてしまったとき、多くの場合は、先に上げたような冷や汗やめまいが起きますので、サインが出たらすぐに対応するようにして、一度、経験した人は自分の「これは」というサインを見逃さないようにして、具体的には次のような対処をします。
すぐに糖分をとる。吸収のいい糖質10~15g(ブドウ糖・砂糖・ジュース)をとって安静にし、10~15分ほど待ってもよくならないようなら、さらに同量を追加してとる。
症状が治まったら、食事がまだの場合は食事をとり、そうでない場合はご飯やパン、ビスケットなどの炭水化物を食べる。
低血糖を起こしたとき、車を運転している最中なら、安全を確認した上で、すぐに路肩に停車してから糖分を摂取します。我慢して運転を続けると、事故の原因につながって、とても危険です。
外出時はいつもブドウ糖や砂糖を持ち歩くようにして、すぐに手の届くところに持っているようにしましょう。
対処の注意点
アメや氷砂糖でも血糖値は上がりますが、即効性があるのはやはりブドウ糖です。ブドウ糖がないときはブドウ糖を含む市販のジュースを飲むようにします。糖分が含まれていない人工甘味料やダイエット飲料では効果が期待しにくいので、注意してください。
また、低血糖の症状が改善しないからといって、多く取り過ぎないようにしてください。後で高血糖になることがありますので注意が必要です。
引用元高血糖なのに低血糖?
5回かけて糖尿病の低血糖についてメモしてきました。膵臓の負担をできるだけ減らすことを考えると糖質制限食が一番良いのではないかと思います。インスリンの薬が常時必要な状態の人も予備軍の人もぜひ一度生活習慣を見なおしていただきたいと思っています。すでに身体に何か症状が出ている場合は一度近隣の鍼灸院などにお問い合わせしてみてください。
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江部 康二
ダイヤモンド社 2011-11-11 by G-Tools |