糖尿病は血糖値が高くなることはよく知られていることです。高血糖については前回の記事でお話しました。しかし糖尿病と低血糖についても切っても切り離せない症状の一つになります。
低血糖になる原因
- 食事の量が少なかった場合。
- 食事のタイミングが合わずいつもより遅く食事をした場合。
- 低血糖にならないように決められた間食を食べれなかった場合。
- 運動や仕事などで身体をいつもより長時間動かした場合。
- 朝食前などの空腹時やインスリン効果の強い時間帯に激しい運動をした場合
- 治療薬やインスリンをコンディションよりも多く投与した場合。
- 血糖値をより安定させるために他の薬を併用し始めた場合。
- 飲酒をしたときはアルコールを分解するためにはブドウ糖が使われるのでその際に血糖値が下がる場合
以上が主な低血糖になる原因です。低血糖になったことがある人は注意して生活を送ってください。ちょっとしたこころがけで辛い思いをしなくてすみます。
糖尿病は血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高くなり、「高血糖」状態が続くことを言いますが、糖尿病の治療中は逆に「低血糖」に陥り、「あくび」「不快感」「冷や汗」などの症状をはじめ、重篤になると「意識障害」から、「糖尿病性昏睡（こんすい）」に陥ることもあり、大変、危険です。
「低血糖」は血糖値が60mg/dl以下（または50mg/dl以下）になったときのことをいいますが、血糖値の高い人や急激に血糖値が下がったときには、100mg/dl程度でも「低血糖」の症状が出ることもあるようです。
引用元高血糖なのに低血糖？
糖尿病は治らない病気と言われています。しかし、血糖値をコントロールすること日常生活に困らないように改善できている人も多くいることも事実です。血糖値をコントロールして身体にでている様々な症状に対して鍼灸などでアプローチすることで快適に過ごせるようになります。糖尿病の諸症状でお困りの方一度ご相談ください。
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江部 康二
ダイヤモンド社 2011-11-11 by G-Tools |