CLM118 歯周病と心臓病の関係

歯を磨くことの重要性については痛感している人もいると思います。実は私も昨年から自分の歯や歯茎に対してすこし気を配るようにしております。それも、歯槽膿漏になりかけてブラッシングの際に歯肉から血がでるようになってしまったからです。

口腔内は状態が悪くなるとひどい場合は心臓に悪影響を与えます。もちろん歯周病の予防にも欠かせませんが、『British Medical Journal』によると、1日に2回以上歯をみがかないと、心臓病のリスクが70%も増えるという記事もありました。メモしておきます。

■なんと口の中には大量のバクテリアが!
恐ろしいことに、何とあなたの口の中には10〜50億のバクテリアが生息しています。そして、食後約20分のうちに、食べカスは悪いバクテリアによって、ネバネバした歯垢に変わり、それを放っておくと、虫歯や歯周病になるわけです。
ただし、仕事先などで忙しくて歯をみがく時間がない場合には、食後にチーズをかじることがおすすめ。なぜならチーズは、あなたの口の中のpH値を上げて、虫歯を予防する効果があるからです。フランス人が必ず食後にチーズを食べる習慣があるのは、そういった理由もあるのかもしれません。

■歯の矯正は、見た目だけにあらず
日本でも、歯の矯正をする方が増えているようですが、ガタガタの歯並びでは、あなたの笑顔も魅力半減。でもアメリカでは、歯の矯正は見た目だけではなく、歯の健康のためにも勧める歯医者さんが多いです。歯並びが悪いとキチンと歯がみがけずに歯垢がのこり、それが虫歯や歯周病につながるからなのです。
お子さんのいる方は、大体10才くらいの段階で、歯科矯正の専門家のカウンセラーを受けることをおすすめいたします。

■角度は45度、フロスも忘れないで
『SWEDISH DENTAL JOURNAL』によると、まず歯ブラシは柔らかめのものを、とのこと。固い歯ブラシは、歯の表面のエナメルを傷つけるだけなのだそうです。
そして歯ブラシを、歯と歯茎の境目に、だいたい45の角度であて、やさしく円をえがくようにみがきます。1ヵ所に、最低でも30秒はかけてくださいね。
また、ブラシを使ってみがくだけでは、どうしても歯の間に歯垢や食べカスが残ってしまいます。そこで、歯の間にはフロスを使ってみてください。フロスは、“C”のような形で、歯の根元からスライドさせつつ上に動かします。
ただし、普通のフロスは使うのがむずかしい……と思われる方も多いかと思いますので、そういった方には、糸ようじのようになったフロスをお使いください。引用元http://news.mynavi.jp/news/2014/01/13/228/

ツボ
心臓病のリスクもあるというと怖い感じもしますが、日々しっかりとケアしておけばリスクは減りますから安心してください。このように人間の身体はいろいろな連携をとっています。できれば、病気や痛み不調もその場所だけを診る先生ではなくて、全体的に診てくれる先生が良いと思います。

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