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HWN152 媚薬効果まで?マンゴーがあなたの体にもたらす4つの健康効果

マンゴーはとても美味しい大好きな果物のひとつです。さてこのマンゴーとても身体によいです。消化を助けてもくれますし、GI値も比較的低く食後のデザートにも少々なら血糖値が高い人でもOKです。さらに男性女性ともにホルモンバランスを調整する作用があるそうです。

これから暑くなる季節に摂りたい果物のひとつです。

消化を助ける
マンゴーには、たんぱく質の分解を助けるいくつかの酵素が多く含まれているとのこと。「食後のデザートにマンゴー」というのは理にかなっているというわけだ。

糖尿病予防
食物繊維を多く含むマンゴーは、甘みが強いのに血糖値の上昇速度は緩やか。
炭水化物が糖に変わる相対的なスピードを示すGI値(高いほど急激に血糖値が上がる)は41~60程度。食後のデザートにピッタリといえる。

低コレステロール
マンゴーに含まれる豊富な食物繊維、ビタミンC、ペクチンなどが、低密度リポタンパク質、いわゆる悪玉コレステロールの血中濃度を低下させるのだという。

媚薬効果
マンゴーに多く含まれるビタミンEは、エストロゲンなどの女性ホルモンのバランスを整える一方、男性には対しては男性ホルモンの分泌を増やす効果があるのだという。カップルで食べるのが良さそうだ。引用元 媚薬効果まで?マンゴーがあなたの体にもたらす4つの健康効果

ツボ
旬の物を頂くことはとても大切なことです。身体に必要な栄養素は季節によって変動すると言っても過言ではありません。身体に安全でしかもプラスになる食事をしていくことが現代のようなストレス社会、環境では必須ではないでしょうか。腹八分目、そしてバランスよく食生活を改善すれば痛みや不調も改善できる、そういつも患者さんに話しております。

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GLI016 糖尿病と腎症

糖尿病が原因でよくみられる合併症は、神経障害、網膜症、腎症の三つで、これらは糖尿病の三大合併症です。糖尿病になったら何が怖いかというと繰り返しになりますが、3大合併症が怖いわけです。

■こちらも読んでください。
GLI013 糖尿病と眼の障害
GLI014 糖尿病と神経障害

高血糖値は腎臓をだめにする

糖尿病性腎症は、糸球体の細小血管が狭くなってしまい十分に老廃物をろ過できないために起こります。その原因となっているのが高血糖です。ですからどうしても血糖値のコントロールというものが大切になるのです。

高血糖状態が続くことで糸球体の血管が硬化を起こし血管が狭くなると同時にろ過作用が低下してしまいます。すると、徐々にタンパク尿が出るようになります。そしてついには尿が出にくくなるので老廃物が体にたまって尿毒症になってしまうことが多くあります。本当に注意しないとなりません。

血糖値をコントロールして糖質制限食をしていくことをおすすめします。病院の検査等で血糖値が高いと出た方はいち早く血糖値をコントロールする生活を開始して身体のコンディションを整える鍼灸をぜひ受けてみてください。

糖質制限食だけが食後高血糖を生じないし、薬物の使用がないので低血糖も生じないので、糖尿病腎症の進行を防ぎ、また総死亡率も減らす可能性をもっていることがわかります。

患者さんへの説明は、結構難しいですが、

①「血糖コントロールが悪ければ、糖尿病腎症は転がるように進行する。」
微量アルブミン尿→第3期A→第3期B→腎不全→透析

ということをまず説明します。

そして、

②「糖質制限食で血糖コントロールが良くなれば、100%とは言えないが進行が防げる可能性がある。」と説明します。

第3期A(タンパク尿1g/日未満)の段階までは、

<高タンパク食による蛋白尿へのリスク>と<食後高血糖による蛋白尿へのリスク>
を天秤にかけるという言い方もできます。

このような臨床試験はないので、結論は出ませんが・・・。

ただ、第3期A(タンパク尿1g/日未満)の段階までは兎も角として、第3期Bの段階(タンパク尿1g/日以上)の段階になると、糖質制限食も含めて治療に難渋します。

ともあれ、できるだけ早い段階で糖尿病腎症を発見し、糖質制限食実践で血糖コントロールを良好に保つことが、現時点で最善の道と考えられます。

糖尿人は、3ヶ月~半年に1回、尿中微量アルブミンを検査して、早期発見に努めて下さいね。引用元 糖尿病腎症と糖質制限食

ツボ
血糖値をコントロールする上で糖質制限食を実施することはとても大切だと思います。カロリーも重要ですが世界的な流れでは糖質制限食のほうが血糖値コントロールには適していると思います。ともかく、早期発見、早期生活改善が重要だと思います。

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GLI015 糖尿病と神経障害

血糖値が高くなってくると怖いのが何よりも合併症状であることはこのブログでも話をしてきています。しかし、人間とは怖いものでびりびり・じんじんとした違和感も「これくらいなら大丈夫だろう」と症状が出た初期の段階では放っておく人がほとんどです。病院へ行って検査をして欲しいですし、ぜひ鍼灸院の門を叩いてほ欲しいとこころから思っております。

糖尿病になると、細い毛細血管がもろくなるなどのダメージを受けます。末梢神経に血液を運ぶ毛細血管が傷つくと、十分な酸素と栄養が運ばれなくなり、感覚や運動を司る神経と自律神経に悪い影響が及びます。

感覚神経が障害を受けると、手足の先に痛みやしびれといった症状が現れます。「ぴりぴり」「じんじん」といった痛みやしびれなどの症状を伴う人は約15%程度といわれていますが、自覚症状のない人も含めると30~40%にみられる頻度の高い合併症です1)。

糖尿病は、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、足先に「ぴりぴり」した痛みや「じんじん」としたしびれを感じて、初めて糖尿病とわかる場合もあります。そのまま放置すると足の感覚鈍麻から切り傷などにも気付かず、感染を伴って細胞壊死を招き、切断を余儀なくされることもあるため、早期の治療が必要です。

1)堀田 饒:”第4章疼痛疾患 2.糖尿病性神経障害” 神経障害性疼痛診療ガイドブック 小川 節郎編 南山堂:124, 2010

自律神経は、障害を受けても感知しにくいため、初期では気づかないことが多いといわれています。自律神経は、体温や血圧など、人間が生きていくために必要な機能を調節している神経なので、障害を受けると、身体に様々な症状が現れ、QOL(生活の質)が著しく低下します。
引用元糖尿病神経障害って、どんな病気?

ツボ
現代の食事というのは糖質がほとんど占めているのではないかと思えてきます。外出先でお昼などに何か食べようと思うとなかなかないというのが現状です。自己管理をするうえで日常生活でいかに低糖質の食事をこころがけるか?ということはとても重要なことです。血糖コントールが現代人の健康においてとても大切なことと思われます。

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CLM132 ラグビーなどで雨天時のゲームや練習時の注意


ラグビーは雨天決行です。よほどのことがない限り試合は予定通りに行われます。やるほうにしてはなかなか大変なことです。最近では芝が多くなってきているので足元は昔の土のグランドに比べたらさらによいとは思いますが、雨の中のゲームや練習は憂鬱なものでした。

雨の中での注意点は晴天下では起こらない怪我をすることがあるから要注意です。

捻挫

打撲

肉離れ

骨折

上記はラグビーやアメフト、サッカーなどでは通常時の怪我としてもありますが、雨天のゲームや練習時にはとくに注意して欲しいです。しかし、怪我はしたくてするものではありませんから必要以上に気にすることで余計に怪我につながることもありますから以下の点に気をつけてゲームや練習に臨んでください。

古傷や過去に怪我した部位への対処

とくに足関節捻挫を何回かしたことがある選手などは雨天時のゲームや練習では痛みがなくても不安感があればテーピングやサポーターをして臨んでください

既に今怪我がある、怪我して間もない選手は休みも選択肢の一つ

積極的な休養もパフォーマンスを上げる上では必要なことです。しかし、筋力トレーニングやリハビリなどは室内でできますので、室内にトレーニング環境があるのであればグランドでの練習は休んでも筋力トレーニングやリハビリはしっかりと励行してください。最近の選手はとおやじくさいことを言いますがちょっとした痛みで練習を休むということをよく聞きます。どこまでやってプレーできるのか、していいのかは自己判断だけでなくチームのトレーナーとしっかりと話し合って決めていきましょう。

雨天時のゲームや練習後は温めることも必要です。

怪我した直後はアイシングなどが必須なのはもうすでにご承知だと思いますが雨天時のゲームや練習後に特に新たな怪我をしてない場合は身体を温めることが重要になります。

「けがをした鹿が温泉で傷を癒している姿を見て湯治場の開設を思い立った」とか「戦国時代、戦闘で疲弊した将兵を癒す隠し湯だった」といった言い伝えを持った場所が多くあります。また、湯治による病気の治療法が伝えられている温泉ともなると、その記述がない所はないといえるほど各地に存在しています。このように昔から、温泉の熱で体を温め癒すのが健康に良いことは、経験的に知られてきています。引用元効き目の秘密はヒートショックプロテインにあった

これは鍼灸師が言っているのではなく医学博士の伊藤要子先生が言っていることです。古傷や怪我をした部位が一定期間あいたら温めることはとても重要です。さらにポーツの世界では、冬季のソルトレイクオリンピックのときに、当時強化担当ドクターをされていた富山医科薬科大の田澤先生が、クロスカントリー代表チームにヒートショックプロテイン理論を持ち込みました。ヒートショックプロテインのおかげで筋肉を良い状態にできたため成績が飛躍的に伸びたのは有名な話です。

CLM131 サッカー日本代表が決定


いよいよサッカーW杯が始まります。今回もサプライズと言われた大久保選手が選ばれましたが私はぜひ三浦和義選手を選んでほしかったなと思っています。私はサッカーは素人ですが、三浦選手がW杯のメンバーから外されたとき強烈に覚えています。

決断が正しかったのか正しくなかったのかとか、単純に決めることはできないかもしれませんが、今のサッカー界がもっと何かが変わったのかもしれないと思います。それは何かはわかりませんが、今のカズを見ていると凄い節制しているしやはりスーパースターだと9割5分思う反面、もしW杯に出場していたらもう引退していたのかも知れない、そう思うと何かこう同情とかとは違うのですがすっきりしない面があります。

カズが納得していればそれでいい話なのですが。今回もごく一部のスポーツ紙がサプライズにカズの名前をあげていたので、ザッケローニ監督がもしも選んでくれたら物凄いインパクトがあるしこのブラジル大会だからこそ意味が見出せるかもと、素人ながらに考えていました。

カズのこれからも見守っていきたいと思います。

GLI014 糖尿病と眼の障害


糖尿病の怖い合併症の一つして網膜症があります。東洋医学では、糖尿病のことを「消渇(しょうかつ)」呼びます。食生活のの不摂生・ストレス・体質など原因となり体内に熱が生じ、消渇(糖尿病)が起こると考えています。

消渇(糖尿病)では体内が乾燥することで熱を持つようになってしまうのが特徴です。糖尿病患者の7割前後の方が便秘気味になる傾向があります。身体の水分バランスを鍼灸治療で調整すると便秘や口の渇きなども減少し、血糖のコントロールにも良い影響を及ぼすことが可能です。さらに当院では菊芋の利用を推進しています。

糖尿病網膜症は糖尿病に付随してあらわれる病気です。
糖尿病にかかると、血液中の糖分を細胞がうまく吸収できなくなります。血液中の糖分が多い状態が続くと、やがて糖が血管に障害を与えるようになります。目の網膜にある血管は細いので特に障害を受けやすく、血管がつまったり、出血したりするようになります。

もともとある血管が障害を受けて機能しなくなってくると、栄養分などを届けられなくなるため、新しい血管(新生血管)が作られます。この血管はとてももろく、出血や成分の漏れをたびたび起こします。この状態が、視界がかすむ、視力の低下などの症状の原因になります。

さらに病気が進行すると、網膜剥離や緑内障といった病気を併発し、失明に至ることもあります。引用元糖尿病網膜症の症状

ツボ
眼の障害もいち早く対策をすることが大事になります。病院での治療はもちろんのことですが、温熱療法を一日も早く取り組むことで進行を食い止めることができますし、温灸で目全体を温めることですっきりと視界がすることがわかると思います。ぜひ一度ご相談ください。

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GLI013 糖尿病と血管の障害


当院では積極的に温熱療法を推進しております。温熱治療器を使用して身体を温めることで以下のような効果が期待できると考えられています。一番怖いのは糖尿病の合併症状で血管に障害が出ることです。血管障害の予防のためにも身体を温めることはとても重要です

糖尿病の合併症状について温熱療法で期待できること

1,代謝能力が向上することにより、ブドウ糖・脂肪酸の利用が促進されて血糖が低下する可能性が大きい

2,基礎代謝能力が向上することにより、インスリン抵抗性が改善することが期待できます。

3,身体の不調で運動ができない方も温熱療法を取り入れることで減量効果が期待できます。

4,温熱療法で体内にヒートショックプロテインを増やすことで高血圧やその他の病気(合併症)の予防が期待できます。

5,温熱療法で腎臓の働きが向上する事により余分な糖を排泄することによって血糖値が下がることで膵臓(すい臓)の働きが増進することでインスリンの分泌力が高まるなどの効果も期待することができます。

糖尿病の副作用でお悩みの方はぜひ相談してください。

糖尿病の合併症の多くが血管の病気と絡んでいるため、 糖尿病は実は血管の病気であるとさえいわれます。 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症などは、細動脈や毛細血管などの比較的小さな血管の障害が中心となっておこる病気で、 専門用語で糖尿病性細小血管障害とよばれ、糖尿病に特徴的な病変であると考えられています。

しかし、比較的大きな動脈も糖尿病によって障害をうけることが多く、 これは糖尿病性大血管障害と呼ばれます。細小血管障害は血糖コントロールの影響が大きく、 大血管障害は糖尿病に共存する事が多い高脂血症などの影響が 比較的大きい事がしられています。したがって、大血管障害は、糖尿病以外でも見られる動脈硬化と同類と 考えて差し支えないでしょう。大血管障害によって心臓に血液を送る血管が障害をうけると狭心症や心筋梗塞が、 脳への血管が障害を受けると脳卒中がおこります。

糖尿病性の血管合併症による問題は、これらにとどまりません。 下肢への血行が障害されると、歩行障害やひどい場合は下肢の切断につながります。さらに、人体のあらゆる細胞や組織は血液から酸素や栄養を供給されて生きていますから、血管の障害に関連する糖尿病の合併症は体中どこに発生しても不思議ではないといえます。引用元京都大学糖尿病・内分泌・栄養内科

ツボ
糖尿病は本当に怖い病気です。しかし、いち早く対処をすればうまく付き合っていけることも確認されています。食生活を改善することがとても重要です。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。

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GLI012 糖尿病と体重減少

糖尿病が進行してから体重が減少したのが糖尿病が原因だったのかと気づく人も少なくありません。中には体重が減少することでがんになったのではないかと心配してひとりで悩むひとも少なくありません。糖尿病でも血糖が高くなることで体重が減ります。

体重が減少する理由は?

急激に減少するのは脱水のためだと言われています。血糖が高くなると、ブドウ糖の代わりに脂肪がエネルギーとして使われるようになります。そしてからだの脂肪が減ってきます。

運動をしたりバランスのよい食事を実行して脂肪が減り、余分な体重が減ることは良いことです。しかし糖尿病による体重減少は病的と言われているのは標準体重以下になってもまだ減少をつづけるのが特徴です。

メカニズムは食事から身体内に入った糖質はブドウ糖に変換されます。細胞に取り込まれて体を動かすエネルギーとして活用します。しかし高血糖な状態が続くと体内にインスリンが不足して糖質をブドウ糖に変換できなくなりエネルギーにできなくなります。そうなると人間の体は蓄えていた脂肪をエネルギー源として消費し始めるために体重が減っていくわけです。

糖尿病の症状として、よく知られているものの1つに『体重の減少』があります。 急激に痩せてきたから、糖尿病を心配するということもよく聞きますよね。

糖尿病が原因で急激に体重減少が起きるのは、血糖増加により細胞の脱水症状が進むためです。

細胞の脱水症状による体重の減少ですから、水分補給がきちんとされれば通常、体重は元に戻るはずですが、 高血糖状態が改善されなければ浸透圧の関係も改善されないため、 いくら水分を取っても、尿として排泄されるだけで体重は元に戻りません。

それどころか、反対に高血糖状態が長く続くことで、体重はどんどん減少してしまいます。

インスリンがきちんと働いていないための高血糖状態ですから、 ブドウ糖は、細胞に取り込まれてエネルギーになることができないのです。

ブドウ糖をエネルギーにできなくなると、人間の体は蓄えていた脂肪をエネルギーとして消費します。

このため、体重がどんどん減少するのですが、 糖尿病が原因で体重が減少する場合、標準体重を下回っても体重が減り続ける特徴があります。引用元体重減少は高血糖による細胞の脱水症状が原因

ツボ
糖尿病の初期は自覚はありません。しかしなんらかの身体の変化、つまりはだるいとか小便の回数が増えたとか。なにか気になる点が出てきます。そこを見逃さないでください。ぜひひとりで悩まずに病院はもちろんのことお近くの鍼灸院にご相談ください。

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DNI005 マザー牧場に行ってきました。

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マザー牧場に行ってきました。

鍼灸整骨院の草野です。GWを利用してマザー牧場に家族で行ってきました。
久しぶりのドライブでもう少しつかれるかと思いましたが、
行きが多少の混雑はありましたが、

帰りは渋滞という重体に巻き込まれずに帰ってこれました。

リフレッシュできましたので、今日からまた施術に集中して
取り組んでいきたいと思います。

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整骨院の市間院長による保険診療も行っています!

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GLI011 糖尿病と口渇多飲


糖尿病の初期症状は、しばしば、多尿、口渇、多飲といわれますが、 実際には、糖尿病の初期は無症状、または症状が自覚できない状態が多く、 のどの渇きや多尿を感じるころには、糖尿病がある程度進行している ことが多いようです。

糖尿病は高血糖状態になると、細胞から水分が浸透圧の関係で失われ、脱水状態になります。

細胞から出た水分は、尿となって体外に排泄されます。尿の量が増え(多尿)、 細胞が脱水状態になるので水分を必要となります。すると当然のどが乾きます(口渇)。 そして、飲み物をたくさん飲んでしまいます。(多飲)

しかし、やっかいなのは高血糖状態が続いていると、細胞と水分の浸透圧のバランスが崩れます。細胞は脱水症状のままで、飲んだ水分は尿となって排泄されてしまいます。

こうして、水分を多量に飲んでものどの渇きが癒されずに尿の量ばかりが増えるという症状が典型的です。

このような糖尿病の初期症状に『多尿』『口渇』『多飲』が あります。高血糖が原因で『多尿』『口渇』『多飲』の症状がでるまでタイムラグがあるので初期の段階では無症状といわれるのです。

<糖尿病ケトアシドーシス>

糖尿病はインスリンの作用不足があり、細胞内にうまくブドウ糖が取り込めなくなる病気で、そのため慢性の高血糖状態が生じます。

高血糖にもいろんなレベルがありますが、非常に重症の糖尿病を考えてみましょう。

血糖値が300~500mg/dl以上もあり、口渇・多飲・多尿・腹痛・悪心・嘔吐・脱水・意識レベル低下、尿中ケトン体が強陽性などの症状・所見があれば、糖尿病性ケトアシドーシスと診断できます。

もちろん血中ケトン体も高値であり、生理的食塩水の点滴・速効型インスリンの静注など緊急的治療が必要となります。

糖尿病ケトアシドーシスの時の総ケトン体値は、3000μM/dl以上(26~122が基準値)となります。

糖尿病ケトアシドーシスは、インスリン作用の欠乏による全身の高度の代謝失調状態です。

強調しますが、前提にインスリン作用の欠乏があり、それが全ての出発点です。

つまり、インスリン作用の欠乏がなければ、糖尿病ケトアシドーシスは絶対に起こらないのです。

『インスリン作用の極度の低下、インスリン拮抗ホルモンであるグルカゴン・カテコールアミン・成長ホルモンの過剰』

などにより、全身の高度の代謝失調、糖利用の低下・脂肪分解の亢進がおこり、高血糖と高遊離脂肪酸血症を生じます。
遊離脂肪酸は、インスリン欠乏下の肝では、急速な酸化をうけケトン体に分解されます。

インスリン作用欠乏から始まる流れ、

「インスリン作用の欠乏→拮抗ホルモンの過剰→全身の代謝障害→糖利用低下・脂肪分解亢進→高血糖・高遊離脂肪酸→ケトン体産生亢進→糖尿病ケトアシドーシス」

があり、結果としてケトン体が産生されて高値となるわけです。

ケトン体高値は、始まりではなくて、あくまでも結果なのです。

このように糖尿病ケトアシドーシスの本質は、インスリン作用の欠乏による全身の高度の代謝障害です。

その結果として血中ケトン体が高値となり、全身の高度の代謝障害のため緩衝作用がうまく働かなければ、アシドーシスや脱水となり、重症では昏睡にいたります。

結果としてのケトン体高値が、まるで、始まりであり原因であるかのように本末転倒して受けとめられ、「ケトン体はこわい」という誤解が生じたものと考えられます。

インスリン作用が確保されていて、緩衝作用も働いている限りは、ケトン体は極めて安全な物質です。

しかし、インスリン作用が欠落していて、緩衝作用もうまく働かない病態においては、ケトン体そのものに毒性はなくても、酸性の物質なので結果としてアシドーシスになるということです。

即ち現実には「糖尿病ケトアシドーシス時のケトン体産生の亢進」は、インスリン作用の欠乏が前提にある病態であり、1型糖尿病患者さんのシックデイやインスリン注射を中断したときに起こることがほとんどです。

2型糖尿病では、清涼飲料水多飲による、所謂「ペットボトル症候群」でケトアシドーシスを生じることがあります。

断食や 糖質制限食実践に伴う「生理的ケトン体産生の亢進」の場合は、インスリン作用の欠乏はありませんし、血液の緩衝作用も有効に作用していますので何の問題もありません。

例えば断食の初期は一過性にアシドーシスになりますが、緩衝作用で徐々に補正されていきます。

また、健常人が激しい運動をした場合にも、一過性に血中ケトン体は増加しますが、勿論、生理的現象です。

結論です。

インスリン作用が欠乏していて高血糖を伴う高度の代謝障害は、それ自体その時点で重症です。

この時結果として血中ケトン体が上昇してくれば、アシドーシスも合併して、「糖尿病ケトアシドーシス」となり、さらに危険な病態となります。

一方、インスリン作用が確保されていて高血糖を伴わない血中・尿中ケトン体の上昇は、生理的範囲内の現象であり、人類700万年の歴史のなかで日常的に経験されてきたことなので安全です。引用元ドクター江部の糖尿病徒然日記 

ツボ
糖尿病ケトアシドーシスの症状がでたらすぐに病院へいき治療と検査を受ける必要があります。その前に口渇多飲など明らかに通常よりも逸脱している症状を感じたらすぐにご相談ください。初期の段階であればあるこそ対策はあります。鍼灸でやれることもあります。しかし何よりも先に食生活の改善が必要になります。

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