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最近では生まれてくる子供たちの多くがアレルギー疾患を抱えているという話も聞きます。おそらく現代の食生活習慣などが影響していることは間違えなさそうです。
子供に多いアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなどが挙げられます
▼昔よりなぜ今アレルギーが多いのか
食生活と環境の変化です。これは皆様も感じていることだと思います。
戦後は食の欧米化が進み、食生活の中では多量に食べることがなかった小麦(特にグルテンを多量に含む強力粉。主たるモノはパン)・牛乳・卵・大豆油の消費量が激増し、米や芋、野菜などの日本人が古来食べてきた食品はかなり減りました。日本人は米や芋を処理できる遺伝子を有しているので、小麦食はあまり身体にあっているとは言えません。
アレルギーは戦後に消費量が伸びた小麦・牛乳・卵に対して起ったと言う研究者もいます。アレルギー反応は自己免疫反応であることから考えると、体内での処理能力を越えてるにも関わらず食べ続けているのでアレルギーが起こっても不思議ではありません。日本人は小麦・牛乳・卵を処理する能力・遺伝子を有していないのではないかと言われています。食生活の変化がアレルギー急増の理由だと思います。
アレルギーでお悩みの方はまずは食生活を見直しましょう。
▼おすすめ
「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活 | |
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鈴木 猛夫
藤原書店 2003-02 |