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AGA(男性型脱毛症)の薬を飲み始め自分でも鍼灸治療を開始してから3ヶ月目を迎えています。当初はさほど実感はなかったのですが、明らかに抜け毛は減りました。そしてうっすらですが新しい毛髪も見え始めています。
しかしながら、これは希望的な観測で自分が見ているだけなので妻に言わせたらまだあまり変わらないと言われてしまいました。
また、写真を掲載しますので今しばらくお待ちください。
今日はAGA(男性型脱毛症)についての情報ではなくシャンプーについての情報をメモしておきます。私の浜松のパートナーでもある浜松の美容室のカズさんメルマガをメモしておきます。
▼髪のパサつき・ゴワゴワのダメージを「バター」で補修!?
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【髪のパサつき・ゴワゴワのダメージを「バター」で補修!?】
—————————-ほんの2~3年前までは、シリコン配合が当たり前だった整髪料ですが。。。
シリコン配合製品は髪に良くない!との風評が広がってからというもの、最近の美容メーカーはどこもかしこも「ノンシリコン」一色!
ただ、最近、顧客様の口から良くお聞きするのが、シリコンとノンシリコンの安全性。
あなたは、「ノンシリコンだから安全」と思っていませんか?
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■「ノンシリコン=安全」に潜むワナ!?
—————————-本来「シリコン」とは、ケイ素という鉱物由来の天然ミネラルの一種で、
毛髪のキューティクルの主成分でもあります。しかし、昨今のシャンプーやトリートメントなどの整髪料に入っている「シリコン」は、
化学の力で造られた「シリコーン」と呼ばれる合成品。「シリコン」と「シリコーン」、見た目にはたった一文字しか違いませんが、
本来のシリコンとは似て非なるまったくの異質物で、
最近では主に「ジメチコン」という成分名で整髪料等に配合されています。では、なぜ「ノンシリコン」がココまで叫ばれているのか?
それは、1980年代後半に一世を風靡した、枝毛コート剤(キューティクルコート)に端を発しています。
当時使用されていた「シリコーン」は、※1 PETボトル等の原料にもなっている
ポリエチレン系の樹脂でファイバーとも呼ばれ、髪型を仕上げる際のセット剤に配合されていました。枝毛の箇所に、ほんの数滴つけて乾かすだけで「魔法のように枝毛が目立たなくなる!」と、
当時勤めていたサロンでスタイリストとして活動し始めていた私も、
頭をトンカチで殴られた位の衝撃を受けた事を良く覚えています♪しかし、余りにも強力な樹脂皮膜(コーティング)だったことが災いしてか、
パーマやヘアカラーの薬液の浸透が悪くなる等の風評が広がり始めると、
メーカー側からは何の説明も無いまま知らぬ間に市場から姿を消してしまい、1990年代に入って登場したのが、
シャンプーやトリートメント等の整髪料類に配合されるように形を変えた油脂系の「ジメチコン」という訳です。ただこの「ジメチコン」も、一部の美容メーカーや美容家から
「シリコーンは髪や毛穴にとって良くない物質だ!」との風評が全国的に広がリ始めた間隙を縫って、
「ノンシリコン」タイプの整髪料類が台頭してきました。そうなると、シリコーンが入っていない「ノンシリコンタイプ」は安全・安心なのでは?
というイメージを持ってしまいがちですが、実はココに表現のトリックが潜んでいます。「ノンシリコン」と言えど、「ジメチコン」と呼ばれる成分を使っていないだけで、
タイプが違う油脂分がシリコン含有製品より大量に入れられているのです。—————————-
■表面から内部へ移行した恐ろしさ!?
—————————-シリコーンの良さは、髪表面を皮膜でカバーしてくれるため、
キューティクルの傷みが目立たなくなるだけではなく、
何と言っても「手触りのツルツル感やツヤ感」にあります。成分自体の大きさも大きいため、髪内部に入り込むことは殆どありませんでした。
しかし、シリコーン成分を使わないとなると当然のことながら「髪はバサバサ・ギシギシ」状態。
シリコーンと同様もしくはそれ以上の「手触りのツルツル感やツヤ感」を満たすために用意した、
美容メーカー側の次なる一手がムルムルバター(ムルムル脂 ※1)と呼ばれる・・・
『アストロカリウムムルムル脂』
バターやマーガリンにも匹敵する植物由来の脂肪油で、髪の傷みを補修し保湿力アップを謳っています。
しかし、このムルムルバター配合のシャンプーやトリートメントを使用すると、
強力な脂肪油が毛髪内部にまで入り込み、紫外線酸化でマーガリンのプラスチック脂肪のような
悪玉コレステロール(酸化脂肪)に替わり、「タンパク質などに纏わりついて傷つける!」「髪内部を油脂膜で覆ってしまう!」など、
内部被曝(ダメージ)状態を引き起こしてハリコシが失われてしまう恐ろしさを持っています。さらに、毛髪にマーガリンを塗ることを想像していただくとおわかりかと思いますが、
余りに強力な油脂成分である故、ベタつき感が強く出過ぎないように洗浄成分の量を増やすことでコントロール。このため、大量の洗浄成分で潤いに必要とする皮脂を根こそぎ奪われるため、長期間使い続けるほど
「髪は硬くなってバサバサ・ゴワゴワ」
「頭皮は乾燥でカサカサ」
になることは明白で、髪内部のダメージレベルは、シリコーン配合製品以上とも言えるでしょう。
美容師さんの中には、植物由来の天然油脂分で手触り感や仕上がり具合も良いことから、
配合されている整髪料類を推奨する方もおられますが、髪の健康を第一に考える私としては「絶対お勧め致しません!」。
もしあなたが健康な髪を育てたいとお考えでしたら、
整髪料の成分表示欄に「アストロカリウムムルムル脂」を見掛けたら、
手触り感や香りの良さに惑わされることなく、今すぐ使用を中止することをお勧め致します。この他にも、元々は“工業用殺菌剤”として使用されてきた
「メチルイソチアゾリノン」「メチルクロロイソチアゾリノン」が、
秘かに防腐剤として配合され始めた影響から、、、「パーマが掛からない、すぐ取れる」
「ヘアカラーが染まりにくい、色持ちが悪い」
症状が確認されていますから、こちらも要注意。
この様な毛髪の内部被曝(ダメージ)状態は放射線同様、
日に日に少しづつ進行するため、外側から見ていただけでは判断がつきにくく、
ある日突然“切れ毛や抜け毛となって現れる”恐ろしさがあります。これから先、「ノンシリコン=安全」というイメージを隠れ蓑に、
様々な成分の配合を行なってくることが予想されますが、どんなに優秀な天然由来成分や美容成分でも
「毛髪に元々存在しない成分は髪を痛めてしまう!」と言うことで、
今回の記念すべき50号の締めとさせていただきます。m(_ _ )mあなたは自分の髪にバターを塗り続ける勇気がありますか?
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※1
成分名:アストロカリウムムルムル脂
産地名:ブラジル
ヤシの一種アストロカリウムムルムルの実より得られる脂肪油で、
肌の水分を保ち、水分の蒸発を防ぐ働きをします。実は食用にも使われます。引用元美容室ルグランのメルマガ
恐ろしい現実ですね。髪の毛ふさふさの人もぜひ気をつけてください。
▼あとがき
浜松へ出張治療へ12月も行きます。ぜひ一度私の研究している温熱療法を体験しに来てください。田中先生のヘッドスパと相乗効果を狙うべくスクラムを組んで皆様の毛髪と身体の健康をサポートしています。浜松と言えばうなぎですが最近はうなぎを食べてきていないので来月はうなぎを食べたいなと思っています(笑)
▼おすすめ
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鈴木 拓也
経済界 2010-12-15 |