月経周期と東洋医学

腱引きも出来る鍼灸師の鈴木です。本日からブログ記事を更新していきます。

月経周期と東洋医学

鍼灸治療では、患者さんが女性であれば、不妊症を含め女性疾患以外の場合でも、例えば頭痛、肩こり、腰痛で来院されたとしても、月経周期、経血量、経血の状態、生理痛の有無を伺うことがあります。それは、月経が女性の体調を知るうえで、大事な目安となるからです。

私は、不妊治療であれば、生理痛、生理不順の方については、まずそれを改善することが、第一段階の治療目標となると考えます。  先日、不妊治療を受けている患者さんの中に、生理中、特に生理後の痛みを訴える患者さんがおられました。生理後の痛みは、経血色が淡い色、顔色が蒼い、唇や舌の色が淡い、倦怠感、めまいなどに該当があれば、肝血虚とみることができます。

「血虚」は東洋医学の言葉ですが、「血」人の生命を維持する為に必要な体のエネルギー、栄養、燃料になるものが不足した状態。生理によって血液が不足して痛みが生じると思って頂いてよいかと思います。 ご自分でのケアは、食事、栄養面の他、睡眠、休息は足りているか、振り返ってみることから始めましょう。

ツボ

できるだけ、夜23時までに就寝しましょう。  血を補う食材としては、プルーン、なつめ、黒豆、黒ごま、ひじき、レバー、マグロの赤身、うなぎ等があります。プルーンは、今一粒ずつ包装されているものも販売されています。仕事の合間にも手軽に採ることができますので、おやつ代わりに取り入れてはいかがでしょうか。

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